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【再び帰ってきた!! BUN★GO ユルキャラ図鑑vol.8】
- 佐伯ごまだし暖簾会イメージキャラクター 佐伯ごまだし大将
DATA
■性別:男
■性格:器が大きい、気前が良い
■特技:ごまだし作り
■種別:ご当地グルメ系ユルキャラ
お魚大国・佐伯市の、元祖お魚グルメ
佐伯寿司や海鮮丼に加え、春はマグロ、夏は岩ガキ、秋は伊勢エビと海産物の宝庫である佐伯市。そんな佐伯市で忘れてはいけないのが「ごまだしうどん」だ。魚種が豊富な豊後水道で捕れた魚で作る郷土の調味料「ごまだし」を、茹でたうどんにのせてお湯を注ぐおなじみのご当地グルメ。その主役となる魚の中で一番ポピュラーなピンク色の魚「エソ」こそ、この佐伯ごまだし大将の“本体”である。
エソ焼いてぇ~♪ ゴマすってぇ~♪
ここで「ごまだし」について触れてみる。既出のエソのほか、タイやアジ、イリコなど、主原料となる魚の種類は地域によって様々。これらの魚を焼いてほぐし、ゴマやしょう油などを加えてペースト状に練り上げる、全国でも佐伯地方だけに伝わるという郷土の味だ。ちなみに、ごまだしの歴史や作り方などがまとめて分かる「佐伯ごまだしうどんの唄」があり、YouTubeなどで視聴できる。なぜか琉球テイストな曲調は、一度聴いたら頭からなかなか離れない。
ごまだしうどんのために、カラダ張ってます
話をごまだし大将に戻そう。キャラクターの誕生は2015年、ごまだしうどんをアピールするために集められたデザインの中から選ばれた。当初は「えそだし大将」という名でエントリーされていたが、改名後、現在に至るという。頭の鉢巻きはうどんで、腰の黒い器にはうどん麺と、さらにかまぼこ、ネギ、ごまだしがトッピングされている。その中央に立つごまだし大将、自ら器に浸かることで、だしをとっているのだ。その性格は“器が大きく、気前抜群”。できたての佐伯ごまだしうどんをみんなにおすそ分けしている。
「スラィリー? おいらの友達ゴマ!(心の声)」
2005年の大合併で、九州で一番広い面積となった佐伯市。本匠にホタッピー、蒲江にハマンボウはいるが、意外なことに佐伯市にはキャラクターがいなかったため、ごまだし大将が市全体のPR活動にも一肌脱いでいる。
目立った全国区の活動では、広島市のマツダスタジアムで行われる、おんせん県おおいたキャンペーンが挙げられる。元々単独で行っていた由布市のゆーふーに誘われて、めじろん、カボたんと共に4年前から参加し、試合の合間に行われる大分県のPR活動や出店販売などを手伝っている。可動域の問題(?)で始球式のピッチャーは務められなかったが、いつかはマウンドに上がって…という野望があるとかないとか。
そもそも佐伯市は広島東洋カープとのつながりが深く、佐伯鶴城高校野球部からは、現コーチの広瀬純など5名の鯉戦士を輩出している。しかも監督に至っては歴代2名も務めており、これは広島県以外では佐伯市のみだというから驚きだ。ちなみに観光協会では、佐伯鶴城高校出身のカープOBたちの思い出の地を巡る「聖地マップ」を制作しており、ごまだし大将とカープがコラボした「大勝バンダナ」など限定グッズのプレゼントもあるので、カープファンは必ず手に入れてほしい。
夢と器はでっかく
地元のイベントなどにごまだし大将が登場すると、大きく開いた口に泣き出す子どもがいる一方、女子中高生の食いつきは良いそうだ。グッズはLINEスタンプ以外、イベント時に配布するノベルティのみだが、現在Tシャツやエコバッグ、手ぬぐいなどを計画中だとか。中でもごまだしうどんを食べ終わると、“裸の大将”が現れるお椀は秀逸! ぜひ商品化していただきたいものだ。企画書を見せてくれた担当者さんの夢は、「くまモンみたいなグッズ展開」。夢は器のようにでっかく!ですな。
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