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【再び帰ってきた!! BUN★GO ユルキャラ図鑑vol.6】
- 中津市しもげ商工会 キャラクター 禅海くん
DATA
■性別:男性
■年齢:10代後半(推定)
■座右の銘:パワーぜんかい!何がなんでもつらぬくノミ!
■種別:偉人系ユルキャラ
禅海くんの登場は今から遡ること15年前、地元の「禅海ふるさとまつり」でイラストとして誕生し、その1年後にしもげ商工会女性部が「禅海くんプロジェクト」を発足。以来、女性部のお姉さま方に可愛がられながら、本耶馬渓町をPRするために活動しているキャラクターだ。
見ての通り完全に僧侶のいでたちではあるが、「平成の本耶馬渓に突如現れた若き旅人でその実態は不明」という設定。でも「青の洞門」をノミで手彫りした禅海和尚がモデルであることは明らかだ。
ユルキャラキングへの道
誕生後8年間イラストのみで活動し、2013年にようやく着ぐるみ化されるも、適任者がおらず長らく事務所入り口に“飾られていた”という禅海くん。しかし4年前に着任した新担当はやる気満々だった。禅海くんを前面に押し出した町のPR活動を積極的に行い、なんと、日本一メジャーな祭典「ゆるキャラ(R)グランプリ」へ3年連続エントリー! グランプリ獲得に向けて顔を売るために100日間様々なイベントに出続け、県庁にまで出向いて1日1クリックを呼び掛けた。組織票を狙って中津市の各支所はもちろん、女性部のお姉さま方にも働き掛けたが、平均年齢が70歳超えでスマホを使いこなせないという弱点が露呈し、昨年の68位を最高位に終わってしまったという。
子どもをビビり上がらせた初代
禅海くんのグッズを見せてもらった。だいふくんでおなじみのゆるキャラトレカをはじめ、ステッカーや絵馬、お守り、タオルなどある。
よく見ると俯いているのか、顔が描かれていない禅海くんもいる。実は、誕生当初の基本設定に「顔は無表情ではなく、表現しない」と書かれていることからも分かるように、禅海くんには顔がなかったのだ。
当時イラストに忠実に着ぐるみを発注し、完成後勇んでイベントに参加するも顔がないとあって、喜ばせるはずの子どもたちから「怖いー!!!」と号泣される始末。そこで苦肉の策としてガムテープで目を後付けし、活動を再開。現在は発注段階から目のある二代目が活躍している。
今では町だけではなく中津市全体をPRする活動も行っており、そばの収穫を手伝ったり、味わったり(?)、そして古羅漢に登ったりと、なかなか体を張っている。また、保育園や小学校へ出向き、地元の読み聞かせサークルと共同で「青の洞門物語」をパネルシアターで上演するなどの活動を行っていることもあり、地元の子どもたちには大人気だという。「でも、子どもなんで人気があっても票には結びつかないんですよねー」と担当者さん。さては今年もエントリーする気やな!?
#ユルキャラ #ゆるキャラ #本耶馬渓町 #中津市 #禅海くん #青の洞門 #中津市しもげ商工会
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