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【再び帰ってきた!!(鉛)のBUN★GO ユルキャラ図鑑 vol.3】
- 高崎山宣伝部長 たかもん
DATA
■誕生日:11月第3土曜(高崎山無料の日)
■年齢:8歳
■性別:男の子
■出身地:大分市高崎山
■種別:観光地体現系ユルキャラ
撮影場所はたかもんの出身地である大分市高崎山。麓にある管理事務所からサル寄せ場まで登ると、小屋の自動シャッターの奥からたかもんが現れた。スターの貫禄を感じさせる登場風景だ。
「実は彼、3代目なんです」
「たかもんは運動神経も良くて、ユルキャラ運動会のかけっこで1位になったこともあるんですよ」。撮影前、担当者さんが“動けるユルキャラ”であることをアピールしていたので、「あの横幅で運動神経抜群とは!」と驚いたのだが…。
「ボスザルの座を狙っている」というたかもんだが、違う意味で高崎山のサルたちに恐れられているので、まず台の上にたかもんがスタンバイし、その周りに仲間を呼んで撮影する作戦。
アレ?? 足がとどかない。
担当者さんたちの手を借り、なんとか台に上がったたかもん。
「実は彼、軽量化と涼しさに成功した3代目で、運動能力が低いんです」。
さっきまで「足が速い!」と豪語していた担当者さんから、弱気な発言が。しかし、ユルキャラ業界の皆さん、ライバルが減ったと安心してはいけない。なぜならスポーツ系のイベントには、優勝経験を持つ“技の一号、力の二号”が登場する(はず)だから。
たかもんの肩書は「高崎山宣伝部長」だが、既出の運動会エピソードももちろん、年に30カ所ほど回る保育園訪問や、大分市の担当者と一緒に参加する県内外のイベントや祭りなど、様々なシーンで登場している。さすが市を代表する観光地のキャラクター、山を飛び出し、大分市全体のPRにも一役買っているのだ。
世代交代の波…
和気あいあいと進む取材だが、今回、担当者さんに直接確認したいことがあった。2007年から大分のユルキャラを追っかけてきた私には、どうしても気になるキャラクターがいるのだ。そう、2008年に取材した姉弟の存在が…。
「高崎山といえば、タッキー&ミルキーでしょ!?」
タッキー&ミルキーとは、2008年時点で、さらにその12年も前から高崎山自然動物園のキャラクターとして活躍していたサルの姉弟のことだ。
この質問を担当者さんにぶつけてみたところ、ちょっと食い気味に「いますよ!」と即答された。
「あ、今の反応…さては痛いところを突かれたか?」と思っていると、おもむろに表を取り出し、「●月に○○のイベントに貸し出し(参加)、△月には××に貸して(参加して)ますね」と読み上げた。しかし今日は2人とも不在ということで本人たちには会えず、画像で近影を確認した。昔より少し可愛くなっていた…。
たかもんにセンターの座を奪われ、昔に比べ登場回数は減っているものの、しっかりキャラクターとして活躍しているそうで一安心。そう考えると、たかもんのガールフレンド「たかもも」もいるし、高崎山はキャラが潤沢だなぁ(4体が揃うのはかなりレアケースとか)。ちなみに、毎回必ず参加するというボスザルの就任式では、その日だけタッキーが喋るという情報をキャッチした。これは聞き逃せない!!
熾烈(しれつ)なセンター争い、再び勃発?
最後にグッズを見せてもらった。ぬいぐるみは売り切れているし、ストラップやマウスパッド、タオルなど種類が多くてたかもん一色!
ここにもやはり姉弟の姿はなく、世代交代が…と悲しくなっていたところ、シールセットに見慣れない子ザルの姿を発見。「これ、誰ですか?」と担当者さんに質問すると、「子ザルのもっちぃ(仮称)です。可愛いでしょ? 開園65周年記念でぬいぐるみを1000体限定で作ったところ、すぐ完売しちゃって。問い合わせが多いので、今年の春にはぬいぐるみを再販するんですよ!」と、なんだか嬉しそう。
…おやおや? これは新たなキャラの誕生では? 「商品化はぬいぐるみだけで、着ぐるみは作りません!!」と断言されたが、高崎山のセンター争いは、もはやキャラクターにまで及び、混迷の様相を呈している。どさくさに紛れて、タッキー&ミルキーのセンターへの返り咲きもあるかも!?
#ユルキャラ #ゆるキャラ #大分市 #たかもん #タッキー #ミルキー #高崎山
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