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「水澄みて~空は青く~山はみ~ど~りい~♪」って、大分県民なら誰しも一度は口ずさんだことがあるのでは!? このCMソングでも有名な『八鹿酒造』の酒蔵見学が、めちゃくちゃイイ!と聞きつけ、とりあえず(と・り・あ・え・ずね)ハンドルキーパーを確保し、お邪魔してきました。

“見学無料・試飲無料”というワードに惹かれるぅ!

ぐるりとまわって敷地内に入ると、“酒蔵案内所”と書いた入口を発見。
「お邪魔しま~す!」

本社って、九重にあるの知ってた?

蔵の中に入ると、八鹿さんのお酒がズラリ。入ってスグ右手側に、レジ兼受付カウンターがあり、そこで酒蔵見学の受付を済ませました。

焼酎や日本酒など“八鹿印”の酒類がイッパイ

女性スタッフさんについていくと、まずは蔵の入口前で『八鹿酒造』の歴史についてのお話しが。創業当時の屋号は、『舟来屋(ふなこや)』だったらしく、井路開拓にまつわるエピソードや“八鹿”に屋号を変えるまでの軌跡について、興味深い話しが次から次へと語られていきます。

ちなみにコレ、みなさん知っていますか?

パッと見、蜂の巣のよう

玄関や蔵の入り口に吊るされた、まん丸い形をした大きな物体。これは、“酒林(杉玉)”と言うんだそう。蔵開きに行ったことのある人ならご存知かもしれませんが、この酒林にも吊るすタイミングというものがちゃんとあって、その意味なんかも丁寧に教えてくれます。

“ある時期”に酒蔵へ足を運ぶと、緑色の酒林が見れるかも?

こうした一つひとつの話しがとっても面白い! そして何よりも印象的だったのが、女性スタッフさんのトーク力、これがまたスゴイ。今回担当していただいた方は、左藤さん。酒蔵見学の名物案内人さんだそうです。左藤さんの話術に、とても引き込まれてしまいました。

「夏季限定の“夏の純米 初吞みきり”おいしいですよ~」と左藤さん(左)と木村さん(右)

次に、敷地内を歩いて移動し、焼酎を寝かしている蔵などを見学してまわります。

ここをくぐる時は“笑顔で”。三代目・麻生観八さんの教えだそうです

蔵には、「銀座のすずめ 琥珀」などが貯蔵されていました。

「銀座のすずめ 琥珀」の貯蔵庫

海外から取り寄せたバーボンウイスキーの樫樽(かしだる)で寝かせることで、樫のスモーキーな香りをまとった、まろやかな口当たりの焼酎に仕上がるんだとか。すずめ(琥珀)は、私の大好きなお酒の一つ。しかも、無類のバーボン好きでもあるので、やたらとこの味に惹かれる理由が、ここに来て判明しました。こんな発見があるのも、酒蔵見学ならではですね。たーのーしー!

「笑門蔵」(清酒製造蔵)のうえは、蔵人が寝泊まりする部屋も

「永錫蔵」と呼ばれる焼酎製造蔵。大きな管を通って麦が運ばれていました

ひと通り見てまわったら、左藤さんが「最後にお楽しみが待っていますよぉ~!どうぞこちらへ」と、先ほどの店舗(舟来蔵)へ案内してくれました。

なんだろー♡ もしや…試飲?

案内されたのが、こちらのカウンター

はい、大正解~!
こういう時だけ、酒好きの勘が冴えわたっちゃうんですよね~(なしか!)。お抱えのハンドルキーパーに付いてきてもらったのも計算済み。ウフ~

試飲カウンターには、旬のものからオススメのものまで、ここで作ったお酒がたくさん揃っていました。

オススメのお酒がキレイに並べられたカウンター

まずは、清酒から。特別純米の緑、吟醸の桃、本醸造辛口の青のハシゴ飲み。くぅ~、たまらんっす~。キレのある味(緑)にフルーティで軽快な飲み口(桃)、そしてキリリと冴えわたる喉ごし(青)。夏は“冷酒”なんかで、くいっと飲むのが最高ですね。

飲み比べることで、味の違いがよく分かります

日本酒や焼酎だけでなく、リキュールや果実酒といった女性向けのお酒も充実しています。こちらの3種も抜かりなくいただきました! はい、全部おいしい。

ゆずリキュールをヨーグルトリキュールで割っても美味しいんだって

八鹿漬などの食品が並ぶブースでは、自由に試食をすることもできます。八鹿自慢の味覚も堪能しながら、季節限定の日本酒やにごり酒を含め、この日並んでいたお酒、全種類をあっという間に制覇しちゃいました。スタッフさんと会話を楽しみながらの試飲・試食タイム…至福~!

一人で飲み上げた試飲カップ

さてお次は、ほろ酔い気分で品定め。
「さぁて、どの子をわが家に持って帰ろうかしら?」

「おけちゃん吟醸」540円。おけちゃん映える~!

ミニボトルも充実。飲んべぇ仲間へのおすそ分けに最高

自分用には、ガッツリ大瓶がいいかな

焼酎に梅酒、ヨーグルトリキュール、おけちゃん吟醸、すずめミニ缶、季節限定酒など、それはもう、たっぷりと購入しちゃいました。これで1カ月は、晩酌が楽しめるぞぉ~。

いろんな話しを聞いたうえで飲むお酒は、格別! 気さくなスタッフさんばかりでとても楽しかったので、また遊びに行きたいな。

お土産(一部)。やっぱおけちゃん可愛いわぁ~

酒蔵見学は、当日飛び込みも可能だそうですが、見学したい時間に他のお客さんで埋まっていたり、団体のお客さんが入っていて終日受け入れが厳しい時もあるようなので、事前予約が確実です。

お酒が好きな人はもちろん、歴史や伝統に興味がある人も楽しめること間違いなし。150年以上の歴史を数える『八鹿酒造』の酒蔵見学、ぜひ一度体験してみて!

八鹿酒造の酒蔵見学
住所:玖珠郡九重町大字右田3364
電話:フリーダイヤル 0120-39-84200973-76-2888
営業時間:9:00~16:00 ※お酒の販売は17:00まで
所要時間:30~40分程度
見学内容:八鹿の歴史・仕事内容にまつわる話し、蔵見学
料金:無料
定休日:年末年始
駐車場:あり
備考:未成年者・当日運転する人は、試飲できません
HP:http://www.yatsushika.com/
<キーワード>
蔵めぐり/日本酒/焼酎/無料見学/試飲/試食/清酒/お土産/ギフト

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