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日本新三景の深耶馬耶溪で通な日帰り旅行!写真に残したくなる景色と良い香りが漂う立ち寄りスポット
中津市にある『深耶馬溪』の美しさをリポート‼
透き通った川と緑あふれる苔のついた大きな岩は、ジブリの「もののけ姫」を連想させる不思議な世界観でした。まずは、公共駐車場の奥の散策道を歩きます。そこには、“一目八景展望台”への脇道があり、地上とは全く別の美しさが広がっていました‼手すりや階段はありますが、動きやすい服装やシューズで登ることをおすすめします。
午前中は、深耶馬溪の色彩豊かなスポットをひと通り回りました。たくさん歩いてお腹ペコペコになった時にぜひ寄ってほしいお店が、公共駐車場すぐ横の『仙景望』です。そばだけで10種類メニューがあり、特にいち押しなのが“十割ざるとろ”。深耶馬商店会の会長でもあり、一級建築士の資格を持つ店主の高榎さんが打ってくれるそばは、そば粉の少し粗いつぶつぶの食感と、かんだときのもちもち感がたまらない。ソバの種まきから行っている高榎さんのお話はとても興味深くて、珍しいそばの花も見せてくれました。小さく可愛らしい花なので、皆さんもぜひ見せてもらってください(笑)
続けてご紹介するのは、『レストインろくめいかん』です。観光シーズンにはすぐに満席になる深耶馬商店会の中でも人気上位に入るお店。さて店の入り口には、そばを打っている店主の淳司さんが。地元の旬な山菜をふんだんに入れた山菜そばも大人気ですが、紹介したいのがここでしか提供していない自然薯を使った天ぷら。外はサクッと、中はトロり。アツアツの蕎麦だしをたっぷりかけてどうぞ。以前味わったことのある「親子丼」や「自然薯のステーキ」も忘れられない美味しさでした。
午後3時頃、徐々に傾き始めた太陽の光で最高の美しさを見せてくれる色鮮やかな奇岩。一目八景展望台で8つの奇岩を楽しみながら写真を撮っていると、あま~い香りが漂ってきました。その正体は、深耶馬名物“そば饅頭”。そば饅頭を実際に作っているところが見える『八景店』は、展望台のすぐ隣にあります。店主の貴進さんがこだわる山芋が練り込まれた生地は、冷めてもふわふわのままです。しかも値段は1個90円と超お得ですよ。ここでの、山かけそばやととろめしも、どれも新鮮な山芋を使っていて絶品です。貴進さん自慢のそばは、麺は湯がいた後、冷たい山からの清水でしめる。だから、麵がより引き締まって弾力があるのだそう。少し太めの麺で食べ応えもあり!
このリポートで最後にご紹介するのは、『茶香炉うつわ』です。気品高いお茶の香りに誘われて足を運ぶと、レコードからBGMが流れていて、店内も昭和初期の雰囲気で心が落ち着きました。数多くの陶器が並び、一つひとつ手作りの温かみが感じられます。店主の梶原さんが、ちょうど焚き終わった茶葉でほうじ茶を入れてくれました。旅の締めくくりは、こんな、非日常的なお店でゆったりとした時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ほかにも、『ほどひら』の大分名物「だんご汁」や、ログハウス風『かじか茶屋』の「地鶏そば」など、まだまだ紹介しきれていないお店やグルメがたくさんあります。
今回ご紹介したように、深耶馬溪は紅葉の時期も迫力のある美しさですが、実は、地元の人たちによると、春の初々しい新緑や、初夏にはホタルが乱舞してまるでイルミネーションのように見えるなど、春夏秋冬見所たくさんです。深耶馬マニアの私のように、写真に残した深耶馬溪の変化する四季折々の美しさを比べてみるのもおすすめです。インスタグラム「深耶馬商店会(@shinyaba_kei)」で、地域の皆さんが深耶馬溪の旬な情報やお店の紹介など投稿しているので、ぜひご覧になって深耶馬日帰り旅行の参考にしてみてくださいね。
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