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オーガニック雑貨に出合えるセレクトショップは、個性が光るクリエィティブな空間だった!?
国東市国東町の田深商店街といえば、風情ある古民家を改修したカフェが点在していたり、「たぶか軒先市」や夜市の開催など、日々話題に事欠かない今注目の場所。今回訪れたのは、ゆるやかな時が流れる商店街の一角、自家焙煎コーヒー店『はなcoffee』の向かいにある『VIGOROUS』です。
迎えてくれたのは、田中拓さん、志保さん夫婦に、羽賀田剛さん、西條琴未さん。改装した古民家に立つ姿は、のどかな田舎町の空気に馴染みながらも、どこか都会的な雰囲気を醸し出しています。当時居合わせた佐野亮司さんは国東と北九州の2拠点生活をおくっており、国東では4人とともに暮らしています。「5人目のメンバーです」と笑い合う姿が印象的でした。
話を聞くと、皆さんはそろって関西出身。国東には縁もゆかりもありませんでしたが、田中さんの移住をきっかけに奥さんの志保さん、幼馴染みの羽賀田さん、田中さんの美術大学時代の後輩であった西條さんが随時合流して今のメンバーとなったそう。それぞれの個性を生かしたクリエイティブレーベル『DUB HAUS CLUB(ルビ:ダブハウスクラブ)』の立ち上げに始まり、表現の場としてオープンさせたのが、田深商店街の古民家をリノベーションした『七ツ山』です。
彼らの活動の一旦としてスタートしたのが、セレクトショップ『VIGOROUS』。志保さんがセレクトする生活雑貨を中心にそろえており、しょう油や塩、味噌などの調味料や閉店した地元のお店から譲り受けた金物など、体と環境に優しいアイテムが並びます。
テーマは「Think about shopping」。「1つの商品を購入する時に、それがどんな素材を使ってどう作られているのか、考えるきっかけになればうれしいです。体や自然環境に配慮したものを選ぶことと、そうでないこと。どちらが未来にとって意味のあることなのか、田舎での暮らしを経てさらに強く感じるようになりましたし、ここで少しずつ積み重ねていけたら」と田中さん。その思いは着実にお客さんにも届いているようで、オープン間もないながらすでにリピーターも多いとか。
今後は、羽賀田さんが作るオーガニックの焼き菓子や西條さんが手がける衣類など、活動の幅を広げていくとのこと。古民家の2階には田中さんのアート作品の展示スペースも準備中です。食生活や身に付ける衣服、雑貨まで、ライフスタイルを見直すきっかけにしてみてはいかがですか?
住所:国東市国東町田深581
電話:なし
営業時間:11:00~15:00※当面は土曜のみ営業(詳細はInstagramを確認)
定休日:月~金曜※日曜は要予約
駐車場:1台
HP:https://www.instagram.com/vigorous_nanatsuyama/
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