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【開店レポ】陶芸家が生みだす器と焼き菓子で、しあわせなおやつ時間を過ごして
店があるのは別府市の秋葉通り。日常の風景に溶け込むようにその店は佇んでいます。店を開いたのは陶芸家の坂本和歌子さん。自身が作る器とともに、お手製の焼き菓子を販売しています。店の名前は「うみとじかん」。
「海を越えて時間を越えてお届けたい素敵なものたち」がテーマなんだそう。
店の扉を開けると、焼き菓子のいい香り。無駄のないシンプルな店構え、素朴でゆるやかな空間に思わず笑顔がほころびます。
和歌子さんの器は、繊細でエレガントなだけでなく、使いやすいのも特長。陶器と磁器の中間の性質を持つ「半磁器土」で作られており、両手で優しく包み込みたい可憐なフォルム。器一つひとつがこだわりのある愛らしいデザインなので、ティータイムを華やかに演出してくれます。
「自分の作る器にぴったり合うものを置きたいなと思った時に、自分が好きな焼き菓子を一緒に販売しようと思ったんです」と和歌子さん。
杵築産の小麦粉や茶葉、発酵バターなど、吟味された材料から作られたシンプルだけど風味豊かなクッキーやマフィン、スコーンは、和歌子さんの作る器にベストマッチ。
噛むと香ばしい小麦の香りが広がります。ほっと一息つきたいときは、自分を甘やかすのが一番ですよね!(笑)
「口に含んだ時の心地よい花のような香りと優しい口触り」に和歌子さんが惚れこんだという杵築の高熊山で作られている「高熊紅茶」も販売。オリジナルパッケージで販売しています。
そのほかにもオリジナルエプロンやコースターなどのグッズも販売。まさに店内は和歌子さんがセレクトした紅茶やステキなものたちを集めた小さな宝箱!店舗の隣には和歌子さんが作陶する工房もあり、今後コロナが落ち着いたら陶芸の体験教室も開きたいそう。そちらも楽しみですね。
何気ないおやつ時間。せっかくならおやつに合わせた器をコーディネートして、目で楽しむ特別な時間を過ごしてみては?
住所:別府市千代町5-1
電話:0977-76-8762
営業時間:10:00~17:00
定休日:日曜、祝日
駐車場:なし
HP:https://www.instagram.com/umitojikan/
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