まとめ記事・動画
【憑きやすい編集部Mの奮闘記⑥】山で神秘的な観音巡りをしたら割とサバイバルでたくましくなったの巻―国東市「西国観音33礼場巡り」―
こんにちは!編集部Mです。
今回わたしが足を踏み入れたのは、国東市の山の中。
前回の連載5回目( https://www.oitadrip.jp/topics/tukiyasuim5/)でお世話になった『興導寺』の住職・摩尼尊彦さんから教えてもらった、33体もの観音様が30分ほどで巡れるという穴場スポットなのです(しかも、無料!)。森林浴も一緒に楽しむぞ~!と意気揚々と向かった取材班ですが、まさか、あんなことになるなんて…(ザワ…)。
この記事の目次
1.大自然に囲まれた“西国観音33礼場巡り”スタート!
“西国観音33礼場巡り”は、全国各地にある33体の観音様の分霊が同じ山の中で巡れることからついた名称。山登りをする中で、1~33番までの番号がついた観音様を見つける楽しさを体験できます。
まずはナビで「小城観音堂(おぎかんのんどう)」を目指して進んでいくと、「小城観音展望公園」と「小城山宝命寺観音堂」の看板が立つ2つの分かれ道があり、右の「小城山宝命寺観音堂」方面へ。曲がってすぐの場所が駐車場になっているので、そこに車を停めて歩いていきます。
13:00出発。鬱蒼と生い茂る木々の何とも言えない迫力に、「人は自然には勝てない…」という謎の強迫観念に襲われつつも、歩みを進めます。
2.有形文化財や天然記念物、伝説の木…。国東市の歴史に触れる
13:05。石段を登った先には、六観音の御本尊様がいる珍しいお堂「小城観音堂」が!なんだかよくわからないけど、肌がひりつくような…すごいオーラを感じます。
13:07。スタート早々、見どころ満載すぎてのんびりしてしまいました。銀杏の木の近くには、本日の目的である観音様の 1番と2番を発見!
第2番から先へ行くために足を踏み入れるのは、県指定天然記念物「スダシイ原生林」。原始時代からの状態を維持した山です。
一切補装することが許されない場所なので、雨風などで倒れた木はそのまま。まともに歩ける道が少ないため、一般的には立ち入り禁止になっているところが多いそうですが、国東市の原生林はなんと立ち入ることができちゃうんです。RPG感覚で「さあ!第3番の観音様はどこかな~!?」と進んでいくと…
編集部Mの前に立ちはだかる崩れ落ちた大きな木。そこはかとなく、何かの生き物に見えるような…見えないような。たしかに、倒れた木はそのままだと聞いていたけど、こいつぁあまりにもでかすぎるぜ。前に進めないぜ。ここでまさかのギブアップ…。と見せかけて、「へんしゅうぶMは ジャンプで とびこえた!」。
3.さまざまなトラップを乗り越え、短時間でサバイバル力向上
13:35。着実に観音様を見つけていく中、第12番あたりまでたどり着いたところで、ふとあることに気づきはじめます。
この山…
この山は…
山登り上級者向けかもしれない。
1~33番までの観音様に出合うまでに道しるべがあるわけではないので、方向音痴な人は要注意!方向感覚のある人と一緒に巡ることをおすすめします。
“西国観音33礼場巡り”は合計1時間ほどでまわることができました!
虫が何よりも無理で、「アウトドアが似合わない」と言われ続けて28年。終着点にいるのは、間違いなく一皮むけてたくましくなった編集部Mだった――――。
4.展望台からの景色を眺めて心穏やかに
最後は冒頭の分かれ道で登場した「小城観音展望公園」で休憩。第33番の観音様から徒歩10分ほどの距離ですが、HPがゼロに近かったので車で移動。
ふう…。風が気持ちいい~。
今回はなかなかの修行だった気がします。
原始時代の人たちはあの山の中で暮らしていたのかな…と思うと、おいしいご飯にぽかぽかお風呂、あったかい布団で眠れるわたしたちはかなりの幸せ者ではなかろうか。自分が恵まれていることに気づけた、そんな1日でした。
“西国観音33礼場巡り”をする場合は、サバイバルだと思って挑んでみてくださいね!
ではまた次回。
大分/国東市/観音/お寺巡り/パワースポット
- 【憑きやすい編集部Mの奮闘記⑩】宝くじ当選祈願!当たるとウワサのパワースポットに行ってきたの巻―「開運ロードとみくじ」―
- 【憑きやすい編集部Mの奮闘記⑨】緑豊かな大自然で心と体をリセット!体験総合施設で毒素を抜いてきたの巻―九重町『笑顔の森 むゆうせん』―
- 【憑きやすい編集部Mの奮闘記⑧】良縁を呼ぶ新たなパワースポットを発見!二つの木が一つになった摩訶不思議な巨木に祈ってきたの巻―竹田市「結びの木」―
- 【憑きやすい編集部Mの奮闘記⑦】催眠療法で過去にタイムリープ!?隠れたトラウマを解消してきたの巻―別府市『フェアリーローズハウス』―
- 【憑きやすい編集部Mの奮闘記⑤】心の断捨離!不安や悩みを“空”にできる池で日々のしがらみから解放されるの巻
おすすめトピックス
カテゴリ
TOPICS