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もうすぐ創業50年! 食べ継がれるべき“シンプル・イズ・ベスト”なラーメン
今日はあっさり系ラーメンを求めて、大分市豊町にある『キッチンつかはら』にやって来ました。街中からは少し離れた場所にあるので、ちょっぴり隠れ家チック! 営業時間はお昼の1時間半ほどと短めです。
昭和36年から10年間、中央警察署の向かいにあった『中央東華』という人気店で腕を磨いたという店主・塚原正江さんは、その後今の場所に店を構え独立。『キッチンつかはら』ならではの、“シンプルで優しい味わい”を求めて来店するお客さんは後を絶たず、来年の1月15日に創業50年を迎える老舗定食屋さんになりました。
夫婦仲睦まじく二人三脚で頑張ってきたそうですが、少し前にご主人が亡くなられ、今は一人で営業されています。「主人が亡くなった時は、もうお店をたたもうと思ったんですけどね。ボケ防止と、お客さんの「続けてほしい」という声にも後押しされて、わたしがお店に立てる間は営業を続けることにしたんです」と塚原さん。
注文が入るとチャキチャキと動き、明るい笑顔でお客さんを和ませてくれる彼女は、とても高齢には見えません!(写真は恥ずかしいので…と優しく断られました(笑)。)
メニューは定食やラーメンなど豊富なラインアップ。「お店を一人でされているのにメニューの数が多いですね」と塚原さんに話しかけると、「これでも削った方なんですよ」と笑顔で答えてくれました。
定食も魅力的ですが、今日のお目当ては今も昔も変わらない味を提供しているという「ラーメン」! これ目当てに来店するお客さんも多いというからとても気になります。昔から守り続けて来た伝統の味をいざ、堪能!
鶏ガラをじっくりと煮込んでダシを採ったスープに自家製ダレを加えたラーメンは、しょう油と塩の中間の味。トッピングされた具材はもやし、ネギ、チャーシューといたってシンプルで、“ありそうでない”昔ながらの正統派の一杯です。胃袋にも優しい味わいで、パンチの効いた最近のラーメンに抵抗がある方にもオススメ!
40年以上通い続ける常連客もいる『キッチンつかはら』。塚原さんの体調によってはお休みする日もあるみたいですが、ぜひ訪れていただきたい1軒です。愛情たっぷりのラーメンを食べて今日も1日頑張りましょう!
ランチ/ラーメン/麺活/あっさり/おでかけ/大分市/定食
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