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【旅するランチvol.43】しびれと辛さでデトックス! 欲張りさんも満たされる、組み合わせ自由の本格四川ランチ
JR別府駅近くにある『別府チャイニーズ 喜福(きふく)』にやってきました。台湾のホテルで中華料理を作っていたという、20年以上もの経歴をもつ腕利きシェフの朱(シュウ)さんが、日本人でも美味しく食べられる四川料理を提供してくれるお店です。
観光客や家族連れの来店が多いことから大人数でも利用しやすく、バリアフリーになった広いワンフロア。カウンター席とテーブル席があり、テーブルとテーブルの間はゆったりと空間が設けられています。子ども用の椅子も用意されていました。
ドリンクがセットになったサービスランチは、「チキン南蛮」など、550円からメニューが並びとてもリーズナブル! 酢豚やホイコーローなどの中華料理がメインになったメニューもたくさんある中で、“本格四川風”と書かれた真っ赤な「麻婆丼」の写真に惹かれました。
「喜福のお得セット」という好きなメインが2品選べるという魅力的なメニューを見つけたので、気になっていた「麻婆丼」と「坦々麺」の組み合わせでオーダーすることにしました。+110円でドリンクがセットにできたので、ジンジャーエールを追加。これで辛いものを食べる準備はOK!
グツグツと音を立てながら土鍋に入った麻婆丼と坦々麺、ドリンクが同時に運ばれてきてきました。
蓋を開けると山椒のスパイシーな香りがフワッと広がる麻婆丼。香ばしい香りがさらに増すように一度油で煎った山椒は、ひと口食べるとビリビリとした刺激的なしびれが襲ってきます。同時に辛みが口の中いっぱいに広がって、じんわりと汗ばむくらい体はすぐさまポカポカに。唐辛子といろんな香辛料の旨味が染み込んだご飯はやみつきになります。
白髪ネギの下にゴロゴロとひき肉が隠れた坦々麺は、麻婆丼の後に食べるとコクのあるまろやかな味わいに感じられます。太めの中華麺がゴマベースのスープとよく絡み、ピリ辛だけどクリーミー。お口直しに…と頼んだジンジャーエールを飲むのも忘れて、ボリューム満点の2品を夢中になって食べあげてしまいました。
こちらは単品メニューで人気の「よだれ鶏」。毎日仕入れる国産の新鮮な鶏モモ肉をぶつ切りにし、一度蒸して冷製にしたもの。約16種類ものスパイスを独自にブレンドした真っ赤なタレは、揚げピーナッツの香ばしさがしっかりと感じられるやみつきになる味わいです。その美味しそうな見た目によだれが出ることから「よだれ鶏」と呼ばれるようになったんだとか…うん、納得。
もう1つは「水煮魚(スイジューギョ)」。“水煮”といっても『血の池地獄』のようなインパクト大の真っ赤なスープ。
もしかしてとんでもない辛さなのでは…!? と真っ赤なスープを恐る恐るすすってみると、パクチーの香りをもかき消すほどの魚介の旨みがあふれる、風味豊かな味わいが口いっぱいに広がります。今回は女性に人気のヘルシーな白身魚の水煮。魚の身がふわふわと口の中でほぐれ、一度炒めた白菜やもやしなどの野菜がたっぷり入った旨辛スープは体の芯からポカポカにしてくれました。
中華料理店らしからぬ「ピザ」もメニューにラインナップ。中国人がおやつ感覚で食べるという人気のピザは、以前から提供していた定番メニューだそうです。観光で訪れた人の小腹も満たしてくれます。
「中国の人はたくさん食べるんですよ。美と健康のために辛い料理を食べて、体の中からキレイになれるよう新陳代謝を上げているんです。皆さんにも辛くて美味しい食事を存分に楽しんで欲しい」と語る朱シェフが作る本場の四川料理は、調味料もスープもすべて1から手作りするこだわりよう。辛いだけじゃなく香辛料を駆使して、旨味も引き立つよう計算された『喜福』の料理をもっとお客さんに知ってもらうために “ココだけで楽しめる味”を目指しているそうです。
山椒特有のしびれと、体の芯から温まる唐辛子のカプサイシンパワーで、体の疲れを吹き飛ばしてみませんか? 辛いものが好きな人はもちろん、大人数で集まる機会がある際は、是非利用してみて。
電話:0977-22-3336
営業時間:11:30~LO14:00、17:30~LO22:00
定休日:月曜
駐車場:共有P 利用
HP:https://www.instagram.com/xiaoting1977124/
別府市ランチ/中華料理/四川料理/麻婆丼/担々麺/テイクアウト/ひるごはん/ランチ
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