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【旅するランチvol.41】大分市畑中で見つけたカジュアルフレンチのお店。昼からリッチな気分を味わおう
さまざまなジャンルのお店が並ぶ『大分県立病院』の裏通りに、2019年3月に仲間入りしたカジュアルフレンチのお店『le Gout(ルグー)』をご存知ですか? レストランとカフェの中間であるブラッスリーとして、お酒と一緒にオリジナルフレンチが気軽に楽しめるお店です。
ちょっと敷居が高い気がして、普段あまり食べる機会がないフランス料理。どんな料理が楽しめるのかドキドキしながら扉を開けました。ほっこりする木のぬくもりを感じる店内には、フライパンやカヌレ型などの調理器具がきちっと並べられ、洗練された雰囲気もあります。
メニューは「カスクルート」というバケットに具材を挟んだフランス風サンドや、お肉や魚をメインとするメニューがラインナップされていました。「古処鶏(こしょどり)のポワレ・粒マスタードソース」の“古処鶏(こしょどり)”が気になったのでオーナーに尋ねてみると、福岡県朝倉市のブランド鶏を使った料理で2月末までの提供になりそうとのこと。早速そちらをオーダーし、食後にコーヒーかカフェオレが選べるとのことだったので、カフェオレをお願いしました。
テーブル席とキッチンが近いので、手際良く調理する様子が伺え、美味しそうな音や香りを楽しむことができます。まもなくして運ばれてきた料理がこちら!
大きなチキンが印象的なプレートをメインに、野菜サラダ、キノコのポタージュ、パンがテーブルを彩ります。
自家製フレンチドレッシングがかかった野菜サラダは、さっぱりとした心地よい酸味のある味わい。
季節によって旬の野菜を使って作るというスープ。この日はキノコのポタージュでした。しめじやエリンギをふんだんに使ったポタージュは、コクがあってとっても濃厚。
メインの古処鶏(こしょどり)のポワレは、ナイフを当てただけで皮目のカリッと感を感じることのできる一品。そっとナイフを入れると、お肉の部分はふっくら。パリパリッとした食感も楽しく、ジューシーな柔らかい鶏肉の旨味が溢れ出てきます。じっくりと焼き上げることで余分な油は落ち、旨味がギュッと凝縮するんだそうです。マスタードソースの弾ける粒々の食感もアクセントになり、まろやかな香りとともに鶏肉の濃厚な味をじっくりと楽しむことができました。
添えられたグリル野菜やパンにマスタードソースをたっぷりつけると、これまたやみつきの味わい! パンのおかわりは+100円でできるそうなので、ソースもポタージュも最後まで楽しめそうですね。
食後のカフェオレが運ばれてきました。カウンターに並べてあるカヌレやオレンジのタルトが気になっていたので、カヌレ(+200円)も一緒にいただくことに。カリッと香ばしい表面はほろ苦く大人の味わいで、中はふんわりモチッとしたカスタードプリンのような濃厚な味わいが広がります。フランス菓子まで堪能できて、お腹も心も満たされました。
今回いただいた「古処鶏(こしょどり)のポワレ・粒マスタードソース」が楽しめるのは2月いっぱい。3月からはメインが、チキンとポークに変わるそうです。どんな料理かオーナーにこっそり聞いてみると、そのうちの1つは“奥豊後豚のカツレツ”。チーズとパン粉をまぶしたカツレツに特製の黒オリーブソース(タプナード)をかけた味わい深い一品なんだそう。想像しただけで、ワインが飲みたくなってしまいます。お昼からアルコール類も楽しめるので、週末なんかはワインを片手に優雅な気分に浸ってみたいですね。
ちょっぴり贅沢気分が味わえるカジュアルに楽しめるフレンチ。特別な日だけでなく自分へのご褒美に、ゆったりとした時間を過ごして。
電話:097-585-5525
営業時間:11:30~14:30(LO14:00)、18:00~21:30(LO21:00)※要予約
定休日:不定
駐車場:4台
HP:http://www17.plala.or.jp/leGout/
大分市ランチ/フランス料理/フレンチ/古処鶏/ポワレ/カヌレ/ひるごはん/ランチ
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