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【旅するランチvol.25】イタリアの代表的な蒸し焼きオーブン料理“カルトッチョ”で味わう生パスタを初体験
大分市中央町にある『Via Della Chiesa(ヴィア デッラ キエーザ)』。生パスタが人気のイタリアンのお店です。ガラス窓から見える店内の赤い壁に引き寄せられるかのように、お店の中へ。
ワインボトルやワイングラスが並び、ヨーロッパの街並みなどの風景写真が飾られた空間は、本場のバルさながら! ガーリックの香りが漂い、オーダーを受けたスタッフさん達のイタリア語が飛び交う光景に、気持ちが高まります。
ここに来たら生パスタは押さえておきたいところ。ランチタイムのパスタメニューは、嬉しいことにサラダ、パン、ドリンクが付いてきます。トマトソースやボロネーゼ、クリーム系といろんなテイストがある中から『魚介のペスカトーレ』を注文することにしました。同時に、ソースに合わせてパスタ麺も普通の太さのものと平麺(パッパルデッレ)から選べるとのこと。どちらもソースとよく絡みますが、麺の形で味わいも変わってくるんだとか。どちらにしようか迷いましたが、女性に人気と聞いた平麺をお願いしました。
しばらくすると、彩りの良い野菜サラダが運ばれてきました。紫キャベツやニンジン、さつまいも、かぼちゃなどの色彩豊かな野菜と生ハムがたっぷりと楽しめるサラダ。チーズと酸味を抑えた手作りドレッシングがかかっていて、程よい塩気と香りが食欲をそそります。
セットのアイスコーヒーとパンに続いて、メインのパスタも運ばれてきました。
ホイルに包まれた『魚介のペスカトーレ』は、想像していたパスタの姿と違い、初めて見るスタイル。お店の方が鮮やかな手さばきでホイルを切り開き、目の前で楽しませてくれます。一瞬の出来事に驚くばかりでしたが、ホイルを開いた瞬間ふわっと広がる香りに夢中になっていました。
『魚介のペスカトーレ』は、肉や魚を紙やアルミで包み、オーブンで蒸し焼きにする調理法“カルトッチョ”を用いることによって、魚介の旨味とソースがより染み出て、生パスタがより味わい深いものになるのだとか。
ホクホクしたニンニクがダイレクトに入っているトマトソースの中には、アサリ、コウイカ、エビといった魚介とオリーブの実がゴロゴロ。海鮮エキスの旨味と魚介のプリプリ食感が楽しめます。平麺のパスタがソースとよく絡み、口の中に広がるモチモチとした食感と風味がたまりません。
平たいリボン状の幅広い麺“パッパルデッレ”は、「豪快に食べる」「食いしん坊」という意味があるそうです(…私にピッタリ!)。パスタをキレイにたいらげた後は、美味しいソースを残すまいと、自家製パンに付けてまんべんなく味わうことができました。
お昼から楽しめるアルコールや前菜メニューもあるので、今度はワインを片手に贅沢な時間を過ごしてみたいです。大人数でも利用できますが、デートや記念日といった特別な日にも活躍しそうな『Via Della Chiesa』。本場で修行したシェフが作るこだわりのイタリア家庭料理や生パスタを味わいに、ぜひ足を運んでみて。
大分市ランチ/イタリア料理/イタリアン/パスタ/生パスタ/おひるごはん/ランチ
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