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【開店レポ-旅するランチvol.23-】10/4 OPENの『プエルタ デル ソル』。心も体もポカポカになる、ボリビアの家庭料理を初体験
10月4日(金)に大分市明野北に移転オープンした『Puerta Del Sol(プエルタ デル ソル)』。ボリビアの国旗が掲げられたお店には、大きな看板に“南米空間ダイニング”とあります。
どんな空間が待っているのか、ドキドキしながらお店のドアを開けてみました。
テーブル席とカウンター席が配されたコンパクトな店内。壁にはボリビアの民族衣装やカラフルな布であしらわれた雑貨などが飾られ、異国情緒あふれる空間になっています。
ボリビアで福の神としてお守りになっている“エケコ人形”が、各テーブルでお出迎え。手に入れたいものをエケコ人形に持たせたり、火曜日と金曜日にタバコを加えさせて願掛けすると願いが叶うんだとか。
ランチメニューを開いてみると、南米料理のワンプレートや黄色いペルーカレーなど見慣れないメニューがそろっています。どんな味なのか見当がつかずどれにしようか迷っていると、オーナーの仲さんが料理の説明をしてくれました。「食べるチューニョスープ」は体が温まるので、これからの季節にオススメなんだそう。“チューニョ”って何だろう? そのネーミングにも惹かれ、注文してみることにしました。
ドリンクやスープ、アイスが付けられるセットメニューもあり、チューニョスープとは別のスープが味わえるとのことだったので、+200円でドリンク・スープのセットをお願いしました。
ドリンクでチョイスしたインカコーラが運ばれてきました。目が覚めるような鮮やかな黄色いドリンクにビックリ! 甘味が強く炭酸が優しい口当たりのインカコーラは、南米ではポピュラーに飲まれているんだそうです。
セットのスープは「金麦ポタージュスープ」。金麦のプチプチとした食感と鼻に抜けていく香ばしい香り、ミルキーでまろやかな味わいがたまりません。
本日のメインディッシュ「食べるチューニョスープ」が運ばれてきました。大きな器に注がれたスープの中には、ゴロゴロのお野菜とお肉がたっぷり。香ばしく炊かれたご飯も美味しそうです。初めての料理にドキドキしながら、早速いただきます!
牛肉の出汁をベースにクミンやオレガノ、塩胡椒で仕上げているスープは、コクのあるスパイシーな味わい。大きなジャガイモやニンジンに加え、牛肉もゴロゴロと入っていて、どれも口に入れるとホロホロとほぐれます。
その中に混ざる黒いものが“チューニョ”。メニュー名にもなっているこの食材の正体は、乾燥ジャガイモなんだそうです。標高が高い場所に住むボリビアの人々の主食はジャガイモで、保存食として乾燥ジャガイモを常備しているんだとか。普通のジャガイモに比べるとお芋のホクホクに加えシャキシャキもっちりとした食感も感じられ、歯ごたえがあります。
ご飯やパンと一緒に食べたりもするそうですが、「現地の人は芋をかじりながらチューニョスープを食べるんです」と、日本人ながらボリビアで生まれ育ったオーナーの奥さまが教えてくれました。
玉ねぎとトマトを一度お米と炒めてから炊くというご飯は、パラパラっとしたピラフのような香りと食感。ボリビアではあまり白米を食べる習慣がなく、味のついたご飯がメインになるそうです。
そのままでも美味しいですが、スープに浸して食べると旨味が相まってさらに美味! 辛くはありませんが、スパイス効果もあり食べ終わる頃には体がポカポカに。これからの季節にピッタリの一品です!
プレートランチにもある「南米風鳥の唐揚げ」と「南米風豚の唐揚げ」は、お弁当でテイクアウトもできます。素揚げしたお肉に、クミンやオレガノ、塩コショウで味付けしたスパイシーでジューシーな唐揚げは、香ばしい南米風ライスと相性抜群。一品料理にもある“チューニョの卵炒め”と“マカロニのピリ辛煮”もおかずに入っていて嬉しい内容です。南米料理が気軽に楽しめちゃうお弁当にも注目ですよ~。
移転してからセットメニューが増えており、今後はお子様セットも登場する予定なんだとか。お酒の種類も豊富に取り揃えていて、南米産のビールやワイン、テキーラがリーズナブルに楽しめます。新しい空間が広がる『プエルタデルソル』で、ボリビアの家庭料理をぜひ味わってみて。
電話:097-585-5676
営業時間:11:00~14:00、17:00~23:00
定休日:火曜
駐車場:共有P利用
HP:http://www.puerta-del-sol.net
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