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【旅するランチvol.16】少し背伸びしたい時に! お箸で楽しむ本格カジュアルフレンチ
大分市府内町にある『ラ クーアン クロシェ』。スイーツが評判で、女性に人気のフレンチレストランです。フランス国旗の看板に導かれて、いざ入店。
モダンで清潔感のある明るい店内。ワインボトルがたくさん並んだカウンター席の奥から、オーナーの立川さんが笑顔で出迎えてくれました。立川さんは、鎧塚シェフの元で修業したパティシェでもあります。カフェタイムは予約制で、自慢のスイーツを楽しむことができるそうです。
テーブルにセットされたカトラリーにはお箸も並んでいます。フランス料理にお箸!? と驚きましたが、気軽にフレンチを楽しんでもらいたいというオーナーの心遣いに、少し緊張感がほぐれました。
この日のメニューは、「ポークランチ」1000円と「本日のお魚ランチ」1200円。それに加え、1800円~のランチコースが並びます。想像以上にリーズナブルなお値段。お肉が食べたかったので、「ポークランチ」をオーダーしました。いつものランチと同じ感覚で楽しめるフレンチって、どんな料理が出てくるんだろう。
運ばれてきたプレートは、キラキラと照り輝くポークソテーにキャロットラペ、素材の味がそのまま楽しめるグリル野菜で彩られています。まずは野菜サラダから。
すりおろしたりんごにハチミツとりんご酢を合わせた、ジャムのような甘さが口にふわっと広がる手作りドレッシングがかかった野菜サラダには、ラタトゥイユも添えられています。日本でいう肉じゃがのような煮込み料理のラタトゥイユは、トマトベースの柔らかい酸味が引き立つ深みのある味わいです。
スープはにんじんの冷製ポタージュ。にんじん、玉ねぎ、生クリームに少しの調味料で味を整えたポタージュは、素材の甘みが存分に引き出された優しい味わいです。
さて、いよいよメインのポークソテーをいただきます。ふっくらと柔らかい豚肉は、お箸でも食べやすいように初めからカットされています。噛むたびに脂の甘みと旨みが溢れ出て、バルサミコ酢のコクと香りの絶妙なバランスが楽しめます。
ポークソテーとグリル野菜に添えられた、ポテトサラダのようなものを食べてみると、クリーミーな舌触りで生ハムの香りが口いっぱいに広がります。生ハムと生クリームを合わせた、“生ハムのムース”だそうです。初めての味わいに感激! ほんのりと甘みを感じるパンに生ハムのムースをつけて食べると、パンがいくつあっても足りないくらい甘じょっぱい味わいにハマってしまいます。
ランチタイムでは、+400円で「デザートセット(コーヒーか紅茶付)」が付けられるのも魅力的。カフェタイムで予約必須のスイーツが気軽に楽しめちゃうのも嬉しいですね。
店内では、テイクアウト用の焼き菓子の販売も行っているそうです。人気の「レモンパウンド」はギフト用に注文する人も多いんだとか。他にも焼き菓子の詰め合わせなどもあるそうなので、早めの予約がおすすめ!
夜はディナーコースや、120分の飲み放題が付いた「女子会コース」4000円、単品料理などもあるので、いろんなシーンに使えそうですね。ママ友会や女子会、特別な日にカップルで、気軽に本格フレンチを満喫してみませんか?
電話:097-576-7575
営業時間:ランチ11:30~14:00、カフェ14:00~16:00(完全予約制)、ディナー17:30~22:00
定休日:月曜
駐車場:なし
HP:https://www.instagram.com/la_queueen_crochet
フランス料理/ディナー/ランチ/カフェ/スイーツ/プチ贅沢/大分市
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