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【旅するランチvol.15】本場タイ人も絶賛する『ルアンマイ』。誰もが虜になる異国のランチを堪能してきました
ボルシチが名物の『馬家溝』の並びにある、『タイ料理 ルアンマイ』にやってきました。元々、宮崎県延岡市でタイ料理のお店を営んでいたそうですが、たまたま食事に来ていたAPUの学生さんと先生がこのお店の味に惚れ込み、別府に出店して欲しいと猛プッシュ。4年の歳月を経て、別府のこの地に3年前に移転してきたんだそうです。
店の入口は2階。はやる気持ちを抑えながら、店に続く階段をのぼり扉を開けると、異国情緒あふれる空間が広がっていました。
オーナーが現地で買い付けるアジアン雑貨やお菓子なども並び、お土産屋さんのようなコーナーもあります。栄養ドリンクやココナッツジュース、タイのビールやワインもそろっていて、まるでタイに旅行へ来た気分!
店内の装飾もですが、メニュー表も学生さんたちの手作り。「ここの料理は全部美味しい!」とAPUに通うタイの学生さんたちも太鼓判を押す料理の数々は、学生さんたちの声によって作り出されたものばかり。メニュー数は開店当初からどんどん増えているんだそうです。豊富なメニューの中から、鶏肉か豚肉を選べる「ガパオライス」994円をいただくことにしました。ガパオライスと言えば鶏肉が定番のようですが、ジューシーさを求めて、今回は豚肉をチョイスしてみることに。
料理を待つ間にも、APUの学生さんたちが次々とやってきて、いろんな国の言葉が飛び交います。まるで外国にいるかのよう。そんな光景を眺めながら待っていると、かわいいニコちゃんの目玉焼きがのった「ガパオライス」が到着しました。
まず目を奪われたのは、飾り切りされたお野菜たち。ベジタブルカービングの技術を持ったシェフが作り出す彩り野菜は、美しい芸術作品そのもの。華やかなプレートからただようガパオとナンプラーの香りが食欲をそそります。
ニコちゃんを崩すのはもったいないけど、お肉と混ぜていただきまーす! ガパオやナンプラーなどの風味が口いっぱいに広がり、香ばしさが鼻を抜けていきます。辛さは感じないので、野菜の横に添えられたナンプラーと唐辛子をかけて、好みの辛さに調整をするそうです。
はじめは少しずつ辛みを加えていましたが、独特な香りと辛さにハマっていき、途中で全部かけていただきました。パクチーと一緒に食べるとこれまた風味が一段と引き立って、クセになる味わいです。
美味しさに感激しながらふと顔を上げると、食後のデザートにぴったりなスイーツが載ったポスターに目が留まりました。
現地の味を再現するのに、オーナーが試行錯誤しながら、3ヶ月かけてようやく完成させた「タイミルクティーソフトクリーム」。タピオカ付きもあったので、“タピ活”しちゃうことにしました。
たっぷりとタピオカが盛られた「タイミルクティーソフトクリーム」。濃厚なミルクに負けないくらい、タイの茶葉の香りが引き立っています。辛さでいっぱいだった口の中もクールダウン。黒糖の優しい甘さをまとったタピオカとの相性も抜群で、モチモチ食感と程よい甘さに癒されました。
「子どもたち(APUの学生)が喜ぶものを作り続けるだけです」と語るオーナーさんの愛情をたっぷり感じる『ルアンマイ』。APUの学生たちが集うアットホームな雰囲気の秘密が分かったような気がしました。
現地から仕入れる調味料や素材だからこそ出せる味、本場タイ人のシェフが腕を振るう本格的なタイ料理をぜひ味わいに行ってみて。
多国籍ランチ/タイランチ/タイ料理/別府市
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