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ちょっと贅沢なご褒美ランチ。特別な気分が味わえる“ごちそう蕎麦”3選
この記事の目次
1.そば以外にも楽しみが満載な、ボリューム満点の御膳/そば酒場WASABi(ワサビ)豊後大野市三重町
長野県出身のオーナーの内山晃さんは、地元の旅館で5年間和食とそばの修業をしていたことから、そばが打てるようになったそうです。その後ラフティングインストラクターとなり清流を求めて日本全国を旅していた時、清川の奥岳川に魅せられ移住。その後、「信州のそばを大分の方にも食べてほしい」と、小さなそば店を始めたそうです。今では居酒屋も兼ねた総席数120席の大型店になりましたが、そばへのこだわりは一切変わりません。
北海道からそばの実を取り寄せ、店で脱穀。石臼を使った挽きたてのそば粉で内山さん自らが手打ちし、茹でたてが提供されます。
大分の人の好みに合わせて少し甘めに仕上げたつゆには、おろしそばでなくても薬味に大根おろしが付いてきます。これは生まれ育った“長野風”なんだとか。
そんなこだわりのおそばだけでなく、タルタルソースも自家製というチキン南蛮や茶碗蒸しなどが付いた、ボリューム満点の「旅草(たびくさ)御膳」1380円は、ランチタイムの人気メニュー。
ミニと言えども、手打ちの美味しさやつるりとしたのど越しは、しっかりと楽しむことができます。気の合う仲間と個室に集ってこの御膳を囲めば、おしゃべりも弾みそうですね。
2.美しい庭を愛でながら素材重視の蕎麦御膳に舌鼓/天地庵(てんちあん)大分市東院
冠木門から、美しい庭を眺めながら玄関へと続く石畳を歩いていきます。
靴を脱いで上がると、畳敷きの店内には座卓やテーブル席があり、ゆったりとした雰囲気でくつろげます。
店主の蕎麦職人・斎藤良男さんは、パティシエからスタートし、56年間食の道に携わってきました。そば屋を始める前に全国のそば処を巡り、「日本一粗いそばを打つこと」を原点に、毎朝自分でブレンドしたソバの実を石臼で丹念に引き続けたそうです。そして極めたのは、そば粉10に対してつなぎが1の十・一(といち)そば。北海道や秋田、豊後高田など各地のそばの実を、年によって配合をかえながら手打ちするそばは、艶やかで豊かな風味が味わえます。
中でも人気の「藪そば箱膳二段」は、そばの他に6種の一品料理が付いています。自慢のだしとはちみつを使った平飼い卵のだし巻きや、3種をブレンドした油で揚げる天ぷらなど、味わい深いものばかり。
ざるはもちろん、最高級の本枯節(ほんかれぶし)に北海道産昆布や長崎産イリコ、アゴ節で仕込む低温だし汁のかけそばも、ぜひ堪能してみて。
3.目で見て、舌で味わって四季を五感で愉しむ贅沢/四季の川 そば玄(佐伯市向島)
そば店ではちょっと意外なジャズが流れる店内に迎え入れてくれたのは、ジャズ好きな店主の平畠隆さん。会席料理を手掛ける和食の料理人だった平畠さんが腕を振るう『そば御膳』は、季節の食材がふんだんにちりばめられ、見た目にも美しい料理ばかりです。
そば店をオープンした経緯は「私自信が麺が好きだから」と至ってシンプルですが、そのこだわりは深いようです。本場信州で技を習得した手打ちの二八そばには信州産そば粉を使い、徹底した湿度・温度管理のもとで丁寧に仕込みます。そば粉の風味とつるりとしたのどごしが絶妙で、カツオと昆布が効いただしに麺をくぐらせれば、そばの香りと味わいが一層引き立ちます。化学調味料を一切使わず、素材の味を存分に味わえる料理の数々に、心も満たされていきます。
4室ある個室の外には中江川がさらさらと流れ、春には川向こうの公園に桜が咲くそうです。“四季の川”の名の通り、季節の移ろいを感じながら贅沢な時間をのんびりと過ごしてみませんか。
電話:0972-48-9184
営業時間:11:00~14:00、17:30~21:00※麺がなくなり次第終了
定休日:木曜※予約があれば営業
駐車場:8台
HP:http://www.saiki.tv/~yushia/
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