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こんなところに新店オープン!? 大分のポツンとベーカリー3選
1.港の近くに立つ、プレハブ小屋のパン屋さん
ショーケースが置かれた販売スペースはわずか1坪。人ひとりが立つと一杯になるお店には、土曜の朝からひっきりなしにお客さんがやってくる。「小学生の頃に焼き立てパンのおいしさを知って、パン職人に憧れた」と言う店主は、京都で修業して帰郷。2019年10月に念願のお店を開いた。強力粉に薄力粉と米粉をブレンドした独自の生地を使い、スチームオーブンの熱風で焼き上げるパンはもっちりした食感が特徴。毎月6種類の新商品が並ぶなど、個性的なパンが続々登場するので、どんなパンと出合えるのか、ワクワクしながら車を走らせよう。
2.地域で愛される、おかあさんのパン屋さん
日田市天瀬の五馬高原。周辺に山と民家しかない“ポツンと”なパン屋さんは2019年末、20年ほど勤めた大手のパン屋を退職したオーナーが一念発起し、自宅の敷地で開店。「家庭用ではおいしく焼けないから」と小さな工房に業務用の巨大なオーブンを導入焼き上げる自慢のパンは、ふすま粉を配合したオリジナルの「バゲット」。トーストすると表面がサクッと軽く焼き上がり、中はふんわりした食べごこち。それから絵に描いたようにこんがりと焼けた「森の食パン」は、どっしりと重くて噛むほどに小麦の旨みを感じるどこか懐かしい味だ。
3.きっぷの良さが売りの店は、かば焼きも大ぶりで肉厚!
来店前日の午後3時までにインスタグラムか電話で注文が必要という、完全予約制のパン屋さん。「パン好きの母のために作り始めたのですが、友達やご近所さんからの評判も良くて」と、オーナー。添加物、保存料は一切使わず、材料を厳選することで風味の良さを保っている。他にはないモチモチした食感にこだわり、「2日目でもおいしい」と喜ばれている。予約制にしているのは、ベストな状態で仕上げられる数を越えたくないから。一番人気の「クロワッサン」も気温が高くバターの折り込みが思うようにいかない春から夏までは販売をお休みし、良い状態のものを提供できる季節までおあずけというこだわりだ。
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