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シュワちゃんじゃなくてもI’ll be backな令和の新麺3部作
私事で恐縮なのですが、先日スマホを車に轢かれまして。夜の道路に冷たく横たわるそいつを持ち帰って途方に暮れてたら、バッキバキの残骸が急に激しく点滅を始めてすげえ怖かった。2020年、機械に意思が生まれ人類への復讐が始まる! …というようなシュワちゃんがI’ll be back.しがちな展開もなく、さくっと最新のスマホに機種変更したわけですが。で、最新と言えば大分のラーメン店。今年オープンした最新の店、なかなかスゴイらしいすよ。
ニュース / グルメ
大分市・由布市・佐伯市
情報掲載日:2019.11.30
1.豚骨ベースが大分流、専門店の旨辛な1杯
シュワちゃんが親指を立てて沈んでいった溶鉱炉を思い起こさせる『火竜』の真っ赤な担々麵。ラー油や唐辛子などで辛みを加えたスープは、ゴマの風味と豚骨の濃厚な味わいがコク深く後を引く。モチモチとした太めの平打ち麺とトッピングの大粒なミンチも相性が良く、後からピリリと効いてくる辛さに食欲があおられて、どんどん箸が進んでしまう!
大分担々麺 火竜(かりゅう)
2.ラーメンの概念をひっくり返す新感覚の旨さ
こんな場所で、斬新かつ美味なラーメンが食べられるなんて! まさに、「え? シュワちゃんが妊娠!?」にも負けず劣らずの意外性。食への探求心が高じて1895年にパリで創設された料理学校『ル・コルドン・ブルー』東京校にまで通った店主が帰郷、そして開いた化学調味料不使用のラーメン店『麺屋うぐいす』。多彩なメニューはどれも試したくなるが、まずは「煮干し」をどうぞ。濃厚な香りと、コクがありながらもさっぱりしたスープをはじめ、食感まで計算しつくされた1杯に驚くはず。
3.原点は伝説の店、独学でたどり着いた新しい味
店主は佐伯ラーメン伝説の店『上海』に通い詰めていた無類のラーメン好き。趣味で始めたラーメン作りが高じて、満を持して店を持つことに。選び抜いた豚骨を鍋から片時も離れず十数時間煮込んだスープに、自家精製したラードと元ダレを加えたその味は、佐伯ラーメンの伝統を汲みつつも、しつこさを残さない“佐伯ラーメンのヌーベルバーグ”(新しい波)と評判を呼んでいる。すべて独学で形にした1杯、今やこのラーメンを食べられなくなればコマンドーという佐伯人も少なくないとか。
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ラーメン/大分/グルメ/オープン
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