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あなたの推し犬がきっと見つかる『いぬカフェRio大分店』【SALLiA’s リトリート第36回】
『パークプレイス大分』に犬と触れ合える犬カフェができると知ったのは、昨年12月のことだった。私は子供の頃から犬を飼うのが夢で、東京にいた頃は、多い時で週2で行きつけの犬カフェに通っていたほどだ。
大分にも犬カフェできないかなあと、思っていた矢先に、犬カフェが『パークプレイス大分』にもできる！と、これは神様からのご褒美ではないか？と傲慢にも思ってしまった。
そんな私にとってもオアシスのような『いぬカフェRio大分店』は、23年12月にオープンし、さまざまな犬種の犬と触れ合える場所として人気を博している。
犬が好きな人はもちろんだが、どのような人が、犬との触れ合いを求め、やってくるのだろうか？
「オープン当初はファミリー層のお客様が多かったのですが、単身で来られるお客様も多く、またカップルや友達同士で来られるお客様も増えました。また家で飼えないけど、犬と触れ合いたい方、すでに犬を飼っているけど、他の犬種の犬とも触れ合ってみたいというお客様など、実際に触れ合ってわかることや得られるさまざまな理由でお越しになるお客様も多いです」。（店員さん）
店内には、一匹一匹の写真と名前、そしてキャッチフレーズのような個性を表す一文が添えられたポスターが掲示されており、その様相はまるで某アイドルの総選挙のよう。
「実際に触れ合っていただく中で、『この子が可愛い！』と、”推しワンちゃん”を見つけられるお客様もいますね。『この子に会うために来ました』とお目当ての推しワンちゃんに会うために、通ってくださるお客様も多いです」（店員さん）
実際に私も1時間ほど、『いぬカフェRio大分店』に滞在したが、常連客の方が『推しの〇〇ちゃんに、おやつをあげたい！』と嬉しそうに、推しとの触れ合いを求める姿を目撃している。
犬との触れ合いによる癒しだけでなく、推しとしての活力も得られ、元気に走り回り、全力で遊ぶ姿に元気をもらえる『いぬカフェRio大分店』だが、人間との触れ合いを通して、犬側にも変化が生まれてきたという。
「わんちゃんのおやつ 3種盛りプレート」880円
「最初は甘え方がわからなかったワンちゃんたちも、甘えたり、お膝に乗るとみんなが喜んでくれることを段々と覚えて、お客様に甘えることが大好きになってきたなと感じます。当店で初めて犬と触れ合うという方もいますし、中には友達に連れてこられた猫派の方が、『こんなに犬って人懐っこいんだ！』と驚かれ、ちょっと犬派に傾きそうになるぐらい、犬との触れ合いを心から楽しまれてお帰りになるお客様もいました」（店員さん）
店内ドリンクは飲み放題
オープンから1年を迎える最中、リピーターも順調に増えているという。また来店客にバレンタインクッキーやオリジナルグッズをプレゼントしたり、ハロウィンなどに応じたイベントやくじ引きを開催するなど、季節ごとのイベントも充実させているという。
さらに犬カフェとしては珍しく、０歳から入店でき、早い段階で動物との触れ合いによる感性を育てることにも役立つだろう。
「常時、スタッフが常駐し、皆様のワンちゃんとの触れ合いをサポートさせていただいております。例えば視力や聴力に困難や、その他の障がいを抱える方なども、一対一でサポートしているので、安心してワンちゃんと触れ合っていただけると思います」（店員さん）
最初は、私に対しても様子を伺うようだった犬たちも、店員さんがおもちゃなどで誘導してくれ、難なく私の膝の上に乗ったり、おもちゃで遊んだりと、楽しい時間を過ごすことができた。
犬が好きと言いながらも、たとえば散歩中の犬や、ペットショップの犬などと触れ合える時間は瞬間的なものだ。ある程度まとまった長い時間を共にすることで、犬一匹一匹の個性や性格などが見えてきて、何を考えているのか？がわかったような瞬間も、『いぬカフェRio大分店』に滞在する中であった。
犬と人。違う種類だからこその癒やしが活力が生まれ、同じ生き物だからこその触れ合いの中から生まれる安心感がある。
皆さんもぜひ、一匹一匹違った個性を持つワンちゃんたちとの触れ合いの中で、何かを得て、感じて欲しい。
取材・文＝SALLiA
電話：097-578-7640
営業時間：10:00～20:00（最終受付19:45）
駐車場：パークプレイス大分P利用
HP：https://rio-corp.jp/shops/oita/
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