大分のおいしいネタ、抽出しました。

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トキハ別府店の道を挟んで斜め向かいに店を構える、『侘び寂び屋』にやってきました。なんでも、3月から2年ぶりとなるランチ営業を再開したのだとか。

この場所に移転して、今年で11年目になるそうです

一体、どんなランチが楽しめるのでしょうか? 早速、入店することに。

ダウンライトが灯された、シックな空間。掘りごたつ式の個室は、子連れのママさんや年配のお客さんに人気なのだとか

奥まで続くカウンター席と掘りごたつ式になった小上がり個室が完備された和モダン空間は、人の行き交いが多い表通りの喧騒とは一線を画す、落ち着いた雰囲気。私はゆったりと腰掛けることのできるカウンター席に座り、ランチをいただくことにしました。

ランチメニューは、この6種類(すべて税抜き価格)。このほか、「ケーキ&コーヒーセット」550円、「ケーキ」330円、「コーヒー」330円もありました

ランチメニューは、大分・別府らしさを感じる「とり天膳」や「りゅうきゅう丼ぶり膳」をはじめ、毎日メインが変わる「日替わり膳」など、合計6種類が名を連ねていました。小田村オーナーのオススメは、お店の魅力をたっぷりと詰め込んだ「侘び寂び御膳」とのこと。

「では、それでお願いします!」。

注文後、目の前で調理する様子を見ることができるのも、カウンター席に座った者の特権。小田村オーナーの華麗な包丁さばき、調理風景を見ながら待つことしばし。お待ちかねのランチが運ばれてきました。

「侘び寂び御膳」1980円。豪華絢爛なランチとは、まさにこのこと

「めっちゃ豪華!」とおもわず口に出してしまうほど、充実した内容に笑みがこぼれます。なかでも、ど真ん中に鎮座するお造り盛り合わせが、まぁスゴイ!! この日は、タイ・ブリ・サーモン・マグロ・炙りサワラの5種類が盛られていましたが、「お店によっては、これだけで1500円はするよね?」という贅沢な内容。ランチならではのお得感に、早くもワクワクが止まりません。甘みを感じるタイにとろけるサーモン、脂の香ばしさが鼻腔を抜ける炙りサワラ…。どれも新鮮さがうかがえる味わいです。

厚めに切られたお刺身が何種類も…! 平日からこんな贅沢ランチを味わっていいのかしら

天婦羅は、嬉しい6種類。ゴボウ・ズッキーニ・まいたけ・エビ・ナス・カボチャ…と野菜を中心とした天婦羅は、サックリとした食感がたまりません。ちょっぴり甘めに仕上げた特製天つゆが、さらに食欲をかきたてます。

野菜はサックリほくほく、エビはプリプリ!

茶碗蒸しの中身は、タイ・エビ・イカの海鮮づくし。3種類の魚介のうま味が染み出た茶碗蒸しは、ぷるぷるとしていて、口の中でスゥッと溶けていきます。あぁ、至福…。日によって内容が変わる小鉢は、「菜の花のごま和え」でした。春の訪れを感じる料理がさりげなく盛り込まれているのも嬉しいですね。

食後は、小田村オーナーの奥様が作る特製デザートで、まったりスイーツタイム。

この日のデザートは、「マーブルチーズケーキ」でした。なんと芸術的な…!

酒場ランチのデザートと言うと、小さなお皿にちょこんとのったミニケーキなどをイメージしがちですが(それでも嬉しいのだけど)、登場したケーキはカフェさながらのクオリティ! まさかシメにこんなにしっかりとしたサイズの本格スイーツが味わえるなんて…感激です。

なめらかなくちどけで、甘さもちょうどよくって、大きめにカットされたチーズケーキが、どんどんなくなっていきます。お食事自体のボリュームもかなりのものでしたが、気づけばペロリと完食していました。

小田村オーナーも、「もう食べたの?」とびっくり(ここへ来る前に、パン3個食べて来たって話しをしていたから、そりゃ驚くハズです)。下手したら、まだりゅうきゅう丼ぶりもイケるんじゃね?と思えてしまうほど、満腹中枢がバカになるやみつきのランチでした。別府のホテルや人気の料理屋で経験を積んだ、小田村オーナーによって生み出される料理の安定感…相変わらずハンパなかった~!

ちなみに、6種類あるランチメニューのうち、「海鮮丼ぶり」と「とり天」、「りゅうきゅう丼ぶり」の3種類は、テイクアウトもOKとのこと。

写真の「海鮮丼ぶり」は、テイクアウト価格1100円。「とり天」はテイクアウト価格750円。このほか、「りゅうきゅう丼ぶり」は、テイクアウト価格650円

私がランチを食べている間も、ゾクゾクとテイクアウトの注文が入っていました。食材があるかぎり、当日予約でも快く対応してくれるので、不要不急の外出は控えよう…と言われているこの時期は、お店の味をお持ち帰りするのも良いですね。

夜は、地産地消にこだわった和食やイタリアン、創作料理をいただくことができ、単品はもちろんコースで楽しむお客さんも多いそう。素材の味を活かすために、手を加えすぎない調理法でもてなしてくれるのが、“侘び寂び流”。そのため、ここへ来たら定番メニューをいただくのも良いですが、その日その日の仕入れ食材を見て、調理法を考える「本日のおすすめメニュー」で、旬の味を楽しむのもオススメです。

ある日のおすすめメニュー。「牛レバーの炙り焼き」、「サザエのつぼ焼き」…くぅ~、お酒が進むぜぇ(妄想)

「別府で和食ランチが食べたいな」というニーズに、圧倒的な満足度を引っ提げて応えてくれる『侘び寂び屋』のランチ。日常使いをするなら「とり天膳」や「日替わり膳」、たまの贅沢なら「侘び寂び御膳」や「寿司天御膳」で決まりですね!

定休日は日曜日ですが、ランチは、日曜・月曜が休みなので、くれぐれもお忘れなく。美味しいごはんをいただいて、仕事や家事への活力に繋げましょう!

食通からの信頼も高い小田村オーナー。福を呼びそうなこの笑顔に癒されます。地元の人はもちろん、観光客にも押さえておいて欲しい一軒

侘び寂び屋(ワビサビヤ)
住所:別府市北浜1-10-12
電話:0977-21-3538
営業時間:11:30~14:00(LO13:30)、18:00~23:00(LO22:00) ※月曜18:00~23:00(LO22:00)
定休日:日曜 ※祝前日の場合は営業、月曜休み。月曜はランチ休み
駐車場:なし
HP:https://wabisabiya.com/

 

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