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【酒場ランチ4巡目】『かくれん房 藤や』編 ~企業努力を感じる“AROUND700”ランチに、テンションMAX!~
ガレリア竹町の一本路地を入った場所にある『かくれん房 藤や』をご存知ですか? 今年の夏で9周年を迎えるという居酒屋さんです。まちなかで10年近くに渡って、お店を続けているってスゴイ!
そんな息の長いお店の名前の由来を聞いたところ、隠れた場所にある居酒屋(厨房)ということと、以前この場所にあったお店が、『かくれ源八』という名前だったことから“かくれん房”に。そして、店長のおじいさまが昔、傘屋を営んでいたそうで、この業界で日本一になる!との想いでつけた店名が『富士屋』だったことから、店長の苗字である“首藤”の藤の字をとって、“藤や”にしたんだそうです。とっても考えられた名前なんですね~!
ランチは、全部で6種類。どれも700円前後と良心的な価格設定です。今日は朝からガッツリお肉気分だったので、「チキン南蛮定食」と「角煮丼」をオーダーしてみました。出来上がりが楽しみ~!
そうそう。居酒屋さんにお昼を食べに行くと、料理を待っている間に絶対に行う編集部のルーティーン…それは、夜メニュー調査! メニューを見ながら、これ頼んだらこれ飲んでって妄想するのが、楽しいんですよね~(私たちだけ?)。
刺し身や串もの、一品料理…、そして大分名物まで。焼酎をボトルで頼んでガッツリ飲みたくなる、おつまみ系メニューたっぷりでそそられます。仕事仲間と飲み明かすのも、カウンターでひとり酒を楽しむのも、あと、出張で大分へ来た人にも良さそう!
そんな妄想をしていたら、あっという間にランチが完成し、運ばれてきました。
まずは、「角煮丼」から。
角煮がギュウギュウに敷き詰められてるぅ…!
そして、チキン南蛮はというと…
こちらもボリューム満点!!
写真では伝わりにくいかもしれませんが、チキン南蛮がのったプレートは長さ30cmはあるんじゃないかというくらい、BIGサイズ。そして、そのうえにのったチキン南蛮も1枚1枚ビッグサイズで、かなりボリューミーです。
鶏ムネ肉ではなく“モモ肉”を使用しているそうですが、モモ肉は堅くなりやすいので、揚げ方にひと工夫加えているそうです。どおりで、柔らかくてとってもジューシーなんだ…! マッシャーで細かくしたピクルスやたまねぎなどを使用して作るタルタルもたっぷりとかかっていて、甘酢をくぐらせた鶏肉によく合います。ごはんがパクパクと進みますが、白ごはんも盛り盛りなので、途中でなくなる心配もなし。
豚の角煮もおすそ分けしてもらいましたが、醤油ベースの甘辛な味付けがクセになりそう! 温玉に絡めて食べた時にちょうど良い味わいになるようにと、少し濃いめに味付けをしているそうで、こちらも白ごはんによく合うおいしさでした。
この角煮をつまみに、エンドレスで焼酎が飲めちゃいそう(ヤバイ、また妄想が…)。夜でも提供される2品を食べることができ、大満足のランチタイムになりました。
首藤店長に伺ったところ、ランチの価格帯は昼営業を開始した当初からずっと変えずに頑張っていますとのこと。消費税が5%から8%になるタイミングでも値上げをしなかったのは、“常連さんがこの値段もあって、通ってくれますから” という理由、ただ一つ。
この日も顔なじみのお客さんが何組も来店していましたが、長年愛され続けている理由は、新規のお客さんはもちろんのこと、常連さん(リピーター)の“通いやすさ”を大切にする店長の人情味、そして企業努力の賜物なのでしょうね。
ちなみに、ランチは首藤店長が一人でやっているため、夜の予約の兼ね合いや食材の調達などで、定休日以外にお店をお休みすることも。確実に行きたい!っていう人は、事前に一本連絡を入れてから訪問するのが良さそうです。
電話:097-536-6377
営業時間:11:00~14:00(LO13:30)、17:00~23:00(LO22:30)※ランチは急遽休む場合あり
定休日:日曜
駐車場:なし
居酒屋ランチ/大分市ランチ/定食/丼
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