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【酒場ランチ39巡目】『食と酒 舵』編 ~噂のしゃもダシラーメンは、“優しさの塊”だった~
やって来たのは、大分市上野町。この地に店を構えてもうすぐ3年になる『食と酒 舵(かじ)』が、本日の目的地です。
のれんには、「豊のしゃもラーメン 営業中」の文字が。行く人みんながハマるという噂のラーメンは、一体どんな味わいなのでしょうか? 早速お店へ入ってみることにしましょう。
店内はカウンター席とテーブル席、掘りごたつ式の小上がり席に分かれていました。周りが気にならない造りをしているので、1人でカウンターを利用する常連さんも多いのだとか。
どんなランチを提供しているのか見てみると…、
「舵ラーメン」「兄ラーメン」「弟ラーメン」の3種類が並んでいました。以前は、定食も提供していたそうですが、現在はラーメンオンリー。というか、“兄と弟”って…? ネーミングの由来を聞いてみると、「特に意味はないんですが、兄弟でこの店を営んでいるので、分かりやすいかなぁと思って!」とのこと。うん、シンプルで分かりやすいっす!
いろいろ食べ比べてみたかったのもあり、全種類注文することに。しばらくすると、出来立てアツアツの3杯が運ばれてきました。
こうして並べてみると、微妙にビジュアルが異なるのが分かりますね!
大分県産ブランド「豊のしゃも」を100%使用した手作りの無添加スープは、ひと口啜ると、その優しい味わいにふっと心がほぐれるよう。豊のしゃもの旨みを純粋に楽しんでもらうため、味付けは塩のみ、とのことですが、程よいまろやかさとコクを感じるスープは味に奥行きがあり、永遠と飲み続けていたくなります。数十種類の中から厳選した麺とも相性抜群!
「兄ラーメン」は、途中でトッピングの豆板醤をスープに溶かして“味変”すると、ピリリとした刺激をまとったラーメンに大変身。「弟ラーメン」には、ゆずごしょうを和えたしゃもの皮の炭火焼きがトッピングされており、炭とゆずの香りが食欲を刺激します。
鶏チャーシューは、低温でじっくり調理しているそうで、しっとりとジューシー。1枚が分厚めにカットされていて、食べごたえ満点でした。「残ったスープにライスを入れると旨い」と書いていたので食べる気満々だったんですが、ラーメンを食べ終わる頃にはおなかいっぱいに。スープを飲み干してフィニッシュしました。
ちなみに、ここのラーメンはニンニク不使用。そのうえしゃものダシを使ったヘルシーな1杯ということもあり、健康志向のサラリーマンはもちろん、女性からも好評なんだとか。こだわりといい、その味わいといい…お客さん想いの“優しさに溢れたラーメン”ですね。
無添加のスープは作り置きができないため、なくなり次第終了。ランチだけでなく、夜も提供しているので、飲み会のシメにもオススメです。夜は、しゃも料理や焼き鳥、魚料理、一品・揚げ物といった多彩な料理と、地酒やウイスキーといった豊富なアルコールメニューが楽しめるそうなので、この辺りで飲み会を計画中の人は、『食と酒 舵』で宴を催してみてはいかがでしょうか?
最近、背脂・ニンニクたっぷりなド豚骨系のラーメンを食べると、胃もたれを引き起こし始めていた30うん歳女子(私)にも最適! 胃もたれ知らずかつ、罪悪感ゼロで楽しめる、豊のしゃもダシ100%の塩ラーメン、皆さんもぜひ一度ご賞味あれ。
電話:097-546-2215
営業時間:11:30~14:00(LO13:50)/17:00~23:00(LO22:30)
定休日:月曜
駐車場:5台
HP:https://kaji-base.com/
大分市/居酒屋/ラーメン/麺
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