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【酒場ランチ26巡目】『鴨平』編 ~ななつ星や名店で腕を磨いた大将が手掛けるコスパ最強の和食ランチ~
10月22日にオープンした『鴨平』へやってきました。
店の前には、お昼のお品書きが。
限定20食「本日の日替わり御膳」1000円や、「鴨平御膳」(月)(華)各1320円など、和食メニュー5種類が楽しめるようです。
外から中の様子をうかがい知ることができないため、どんな雰囲気なのだろう(コワモテの大将だったら、どうしよう…)と、ちょっぴりビビりながら、のれんをくぐって中を覗いてみると、人の良さがにじみ出ている大将と女性スタッフさんがとびっきりの笑顔で出迎えてくれました。
お寿司屋さんのような一枚板のカウンターと、4人掛けのテーブル席が2つ配置された、こぢんまりとした店内には、オシャレなBGMが流れていて、非日常感を演出してくれます。
早速、ランチを注文しようとしたところ、大将から「慣れるまでの間、しばらく“日替わり御膳”のみ の提供とさせていただいています」との説明が(訪問したのは、11/1)。その他のメニューは、仕入れや仕込みなどの体制が整ってから、なるべく早い段階で順次、スタートをするとのことでした。
というわけで、今日は「本日の日替わり御膳」をいただくことに。注文が入ると、お二人が手際よく準備をしてくださって、あっという間に目の前に料理が運ばれてきました。
う、うつくしい~…! 品数豊富で彩り豊かで、どれもとってもおいしそう。器使いも素敵で、しばらく見惚れてしまいました。これだけの内容が楽しめて、ジャスト1000円…いやー、衝撃。おもわず「大将、これ価格設定間違ってませんか!?」とツッコむと、「よく言われます(笑)。ただ、自分でお店をするなら、1000円でとびきり喜んでいただけるランチを提供したいとずっと考えていて」との返答が。
な、なんて素敵な…!(涙)
四つ切の木箱には、炊き合わせ、だし巻き卵、鰆(さわら)の柚庵焼き、米の恵みの焼豚、さつまいものコンポート、イカのお造りとかぼすブリのりゅうきゅう、茶碗蒸し、ミニトマトが器にキレイに盛り付けられています。
一品一品、口に含む度、大将の丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
注文を受けてから揚げてくれる天ぷらは、サックリ感がたまりません。
ダシから丁寧にとっているのが分かるお味噌汁。この日は、豆腐とわかめの味噌汁でしたが、具がたっぷりと入っていて、脇役ながらもその存在感を放っていました。
うつわを愛で、美味しい料理をじっくりと噛みしめる幸せな時間。どれも心に残る味わいで、大満足のランチタイムが過ごせました。
大将は、これまで「ななつ星in九州」や、大分の人気和食店などで実績を積んできた、腕利きの料理人。見た目もおもてなしの重要な要素、ということで、今回独立するにあたって、東京のデザイナーにセレクトをお願いするほど、使用するうつわにもこだわったそうです。
席数を広げなかったのも、手間をかけた美味しい料理をお客さんに存分に楽しんで欲しいという思いから。大将から出てくる言葉、提供される料理の端々から、そういったおもてなしの心を感じました。
夜は、「今宵の御膳」「豊後牛の松花堂」などの食事メニューはもちろん、大将がセレクトした日本酒などのお酒とともに、こだわりが光る肴料理や創作和食を楽しむことができます。晩酌セットも用意されているので、一人でふらりと立ち寄るのもよさそう!
サク飲みからハレの日のお食事会、デート、仲間内での飲み会まで、さまざまなシーンで活躍すること間違いなしの『鴨平』。
教えたいけど、教えたくない…。そんな大人の隠れ家的・和食居酒屋さんに、機会を見つけてぜひ足を運んでみてください。
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