OITA Drip.

大分市府内町「ふないアクアパーク」そばの若竹ビル2階に店を構える『旬味彩々じょうくら』。オーナーの名前を冠した、創作居酒屋さんです。

木造りの入り口と、赤い看板が目印

店前の黒板をのぞいてみると、じょうくらLUNCHと書かれた見出しの下に、「Aランチ」、「Bランチ」と2種類のメニュー名が記載されていました。実は事前リサーチで、“A”が主婦の皆さんに人気だと聞いていた私たち。

予約の段階でAランチをお願いしていたのですが、実際にお品書きを見てみると、コース仕立てでかなり充実している模様。「これだ、これだ～！」と、興奮しながら階段を上がっていきました。

店内は、靴を抜いで上がるスタイル。靴箱に履物を入れてから、広々とした掘りごたつを備えたフロアに移動しました。私たちが予約をしていた2名掛けの席以外は、すでに満席。しかも、お上品なマダムたちで埋め尽くされていました。「わぁ～、噂は本当だったんだ…！」。

案内された席に座り、料理を待つことにしました。

すてきな箸置きを眺めながら、しばし…

まず運ばれてきたのは、「大葉と豆乳のお豆腐」。

暑い時にぴったりの、涼やかな小鉢

他ではあまり見かけない、ごま豆腐のような特製豆腐。ねっとりとした口当たりと、ふわっと鼻を抜けていく大葉の風味がたまりません。上品な味わいに、心もほぐれていくようです。

次に、前菜盛り合わせが運ばれてきました。

さまざまな調理法で、楽しませてくれます

この日は、生春巻き、カボチャの煮物、ゴボウの天ぷらの3種盛り。一つひとつ丁寧に作られているのが分かります。

一気に食べるのがもったいなくて、一品一品じっくりと味わっていると、涼しげなガラス皿に盛られた「海鮮カルパッチョとフレッシュ野菜」が運ばれてきました。

メインさながらの存在感を放つカルパッチョに惚れ惚れ

鯛の切り身がたっぷりとのった、目にも鮮やかなカルパッチョは、口に運んだ瞬間、すっきりとした酸味が口いっぱいに広がり、“口福感”に包まれます。

ボリュームもあるため、「これがメインだったっけ？」と勘違いしてしまうほど。最初の3品で、すでに私たちの乙女ゴコロは、鷲づかみ状態…。

早くも満足感に浸っていると、スープ、本日のメイン料理、ごはん、おつけものがゾクゾクと運ばれてきました。今日のメインは、洋風のようです。

特製コーンスープ

本日のメイン料理は、「鶏むね肉のパン粉香草焼き」

ごはんとおつけもの

この日のメインとして登場した「鶏むね肉のパン粉香草焼き」は、ズッキーニと大葉、ハムを鶏むね肉で巻いたロール状になっていて、ボリューム満点。

美しい断面で、そそられます

むね肉なのにしっとりとしていて、柔らかジューシー。ハーブの爽やかな香りと、大葉やズッキーニの風味が相まって、言葉にできない味わいが口いっぱいに広がります。

お肉とお野菜がたっぷり楽しめるメインですが、ヘルシーに仕上げてくれているのも、女性の心を射止めるポイントでしょうか？たくさん食べても罪悪感ゼロ！あっという間に完食してしまいました。

「あ～、おなかいっぱい大満足！」と思っていたら…、実はまだ終わりじゃなかったんです。

自家製パンナコッタ

ホットコーヒー

なんと食後は、デザートとコーヒー付き。女性の“別腹”を満たす、最強タッグまで登場し、私たちの満足度は最高潮…！最初から最後まで手づくりに彩られた料理の数々に、酔いしれたランチタイムになりました（パンナコッタ、ぷるぷるなめらかでおいしかった～）。

これだけの内容が、1400円（税込）で楽しめるって、感激！主婦の皆さんがこぞって通うのも納得です。

とうもろこし（コーン）やズッキーニ、オクラ…と、夏野菜がさまざまな料理に使われているのも印象的だった、“旬”を愛でるコース仕立てのランチ。内容は季節や仕入れ状況によって変わるので予めご了承を。

また夜の予約状況によってはランチを休むこともあるそうなので、事前に予約をしたり、席の空き状況を確認してから訪問するのがオススメ！

掘りごたつ席が並ぶフロア（一部）

夜は夜で、季節の食材や有機野菜などを使用した旬彩料理、アルコールが楽しめるので、大切な人たちとしっぽり飲むのも良さそうです。

まずは、人気の「Aランチ」で“じょうくら”デビューしてみてはいかが？

旬味彩々じょうくら（シュンミサイサイ）

住所：大分市府内町2-4-13 若竹ビル2F
電話：097-536-3230
営業時間：11:30～14:00（LO13:30）※日・月曜は休み、 17:30～22:30（LO21:30）
定休日：日曜※月曜が祝日の場合は、日曜営業で翌月曜休み
駐車場：なし

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