大分のおいしいネタ、抽出しました。

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歓楽街として栄えた当時の面影を感じられる京町通り

趣のある木造の建物も多く立ち並ぶ佐伯市船頭町エリア。『さいき城山桜ホール』の駐車場に車を停めて、散策がてら京町通りを歩きます。老舗の旅館や居酒屋があったかと思えば、スタイリッシュなカフェやベーグル専門店など新しい顔ぶれもちらほら。

土・日曜は12時から営業しています

クラフトビール醸造所『Orang Craft Brewery』に到着しました! 場所は、旧歯科医院をリノベーションした建物の1階、2階にはコミュニティカフェ『KIISA』があります。店舗の右側が醸造所、左側が立ち飲みスタイルのブリューパブです。

佐伯市内の酒屋で生まれ育った河野さん

外からも見える醸造用の機材に見惚れていると、代表の河野俊祐さんが迎えてくれました。河野さんは佐伯市出身。大学時代から過ごしていた大阪でクラフトビールにハマり、Uターン後は竹田市『くじゅう高原開発公社』で醸造に関する知識や経験を深めたのだとか。

ブリューパブからもガラス越しに醸造機器を眺めることができます

「仕込みから含めると完成までに3週間はかかります。天候にも左右されるし、機材の掃除にも気をつかう。手のかかる子どものようです(笑)」と河野さん。現在はレギュラーの「CAN MAN ALE~かんまん~」、「SENDO IPA~センドーIPA~」の2種類を醸造しています。さらに、「これから宇目産の和紅茶を使ったビールを仕込み始めます。優しい香りが特徴の和紅茶をどう生かしていくか、試行錯誤していきたいですね」とのこと。

自社醸造のハウスビールは最大4種類をそろえる予定

「SENDO IPA」(1PINT)1100円、(HALF PINT)700円

定番の「SENDO IPA」は、今年6月に酒類製造免許を取ってから初めて仕込んだファーストバッチ。グレープフルーツのような爽やかな香りながらも、ホップの苦味をガツンと効かせた一杯です。

ナッツ各種400円、ウインナー盛り合わせ800円~などちょっとしたフードメニューも用意しています

ハウスビールのほか、3種類のゲストビールも提供

併設するスタンドパブでは河野さんが醸造するクラフトビールに加えて、県内外からそろえるゲストビールも提供しています。「地元のお客さんが風呂上がりにふらっと一杯飲みに来てくれるのもうれしいですね。お客さん同士で交流したり、一人で静かに過ごしたり、思い思いの過ごし方でビールを堪能してもらえれば」。

外観のペイントは河野さんの従兄弟であり、福岡を中心に活動する「TOCHI SIGNS(Insta:@tochi_signs)」が手がけています

店名の「Orang」は、マレー語で「人」、また「オランウータン」という意味があります。人の手によって作られているビールであること。さらに、酒好きで知られる想像上の動物「猩猩(しょうじょう)」が一説にはオランウータンとされており、船頭町では神輿に猩猩が飾られていることから名付けたのだそう。
今後は佐伯市唯一のブルワリーとして、地元の果物を使用したビールや缶ビールの製造や、元飲食店への卸売りも予定しているとのこと。佐伯で巻き起こるクラフトビール熱に要注目です!

Orang Craft Brewery(オーランクラフトブルワリー)

住所:佐伯市大手町3-5-7
電話:080-3799-2767
営業時間:17:00~22:00、土・日曜12:00~
定休日:月曜
駐車場:なし※近隣の有料P利用
HP:https://www.instagram.com/_orangcraftbrewery/

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