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今回の展覧会は全国では広島と大分のみの開催。『国立国際美術館』のコレクションを九州、大分で楽しめるなんて現代アート好きには夢のような内容

「やる気が出ないのも」、「ビール飲みすぎちゃうのも」、なんでも“夏の暑さのせい!”にしがち…なドリップ編集部。「今年の夏が終わっちゃわないうちに…」と出掛けたのは、『OPAM』で開催中の展覧会、「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年」です。夏本番、海か?山か?プールか?――いや、まずは“美術館”なのです!
今回の展示は、20世紀美術のはじまりから2000年以降のアートの流れを4つの章でたどるといった内容で、ポール・セザンヌ、マルセル・デュシャン、草間彌生、アンディ・ウォーホル、ジュリアン・オピー、森村泰昌etc…絵画、彫刻、写真、映像などが鑑賞できる展示会なのです(私でも知っている豪華なメンツッ!!)。美術館の学芸員さんによると「これだけの現代アートの名作が一堂に大分にやって来ることは珍しい!」とのこと。胸が高まります♪

 

それでは早速気になった作品をいくつかご紹介しちゃいます!

まずはポップアートの旗手、アンディ・ウォーホル!

アンディ・ウォーホル 版画集 「マリリン」1957年

アンディ・ウォーホルの版画集「マリリン」より、配色のユニークな5点が展示されています。実はコレ、私が一番見たかった作品! 言わずと知れたウォーホルの代表作。実際に見ると色によって表情の印象が変わりますよね。実際観ると鮮やかでめちゃくちゃかっこよかったです。

 

②SNSで話題となった、糸が紡ぐ圧倒的なインスタレーション

塩田千春《トラウマ/日常》2008年

ベルリンを拠点に世界各地で活動を続けるアーティスト・塩田千春の作品も。2019年東京の『森美術館』で開かれた「塩田千春展:魂がふるえる」には66万6000人が訪れ、歴代2位の入場者数と話題になりましたよね。私ももれなく観に行きました!(ミーハー笑) 別府の展覧会も(https://www.beppuproject.com/shiotachiharu/) も決まり注目の彼女、ぜひこの夏、両方チェックしておきましょう。

 

③ゴッホとまじりあう、奇才。

森村泰昌《肖像(ゴッホ)》1985年

これも観たかった!ゴッホの自画像に扮し、アートシーンに衝撃を与えた森村泰昌の代表作《肖像(ゴッホ)》。名画や実在する人物になりきることでお馴染みの森村さん。カメラを見据えた目が、見る者の目と交錯します。ギョロッとした目は思った以上に生々しく…これはもう、実際に生で観るべき作品だと思います。

 

④シンプルな点と線で表現する、現代アーティスト!

ジュリアン・オピー《ファイルを持つヒロフミ》2005年

点と線で人物を描く、ジュリアン・オピーのポップで洗練された作品も。blurのCDのアートワークでもおなじみですよね。しかも今回の作品「ファイルを持つヒロフミ」のモデルとなっているのはアパレルブランド「ソフ(SOPH.)」を立ち上げた清永浩文さん(大分出身)の肖像画だと言われています。ビッグスケールで、迫力も満点! 館内撮影が許可されている作品の一つでもあるので一緒に撮影しちゃいましょう♪

 

⑤ポップでユニーク。奈良美智の作品も!

奈良美智《長い長い長い夜》1995年

独特なタッチで描いた子どもの絵や彫刻作品で知られる、奈良美智の作品も必見。闇夜に不安定な高下駄で歩く子ども、するどい目つきが印象的です。ユニークな世界観にひきつけられました。

現代アートって面白い!

加藤翼《言葉が通じない》2014年

そのほか印象に残ったのは、加藤翼の映像およびインスタレーションによる作品。初対面の韓国人男性と単純作業を共同で行うことを試み、相手の言語が理解できないながらもどうにか意思疎通を図っていく様がとにかく面白い! 「現代アートってハードルが高い」って思う人も多いかもしれませんが、単純に面白いです。

須田悦弘《バラ》2006年

関連イベントとして8月6日(土)~8月21日(日)の期間、<OPAMサマースペシャルプログラム>として、無料の参加型イベント、スズキユウリ “LOOKS LIKE MUSIC”も開催されるそう。そちらもチェックしときましょう。

https://www.opam.jp/topics/detail/743

見ごたえありの全72点!中学生以下は無料なのもうれしいですね

20世紀の絵画に多大な影響を与えたポール・セザンヌや、現代美術の父とも呼ばれるマルセル・デュシャンといった世界的な巨匠から、日本を代表する作家・草間彌生など国内外の作家による名品全72点が集結するこの展覧会。今からだって遅くはない!アートな夏を体験して、“自分史上最高の夏”にしちゃえ!

 

\オオイタドリップ プレゼント情報/
『大分県立美術館OPAM』より、今回のチケットをペア5名さまにプレゼント。
https://www.oitadrip.jp/present/present-d/

▲応募はこちらから ※応募締め切りは8月2日(火)までなので早めの応募を!

国立国際美術館コレクション 現代アートの100年
ハロー、アート!世界に夢中になる方法
住所:大分市寿町2-1 OPAM(大分県立美術館)1F 展示室A
電話:097-533-4500
期間:~8月21日(日)まで
営業時間:10:00~19:00(入場は閉館の30分前まで)
※金・土曜~20:00
入場料:一般1200円、高大生1000円。中学生以下無料
HP:https://www.opam.jp/exhibitions/detail/778
<キーワード>
大分県/大分市/OPAM/アート/イベント/プレゼント/

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