大分のおいしいネタ、抽出しました。

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大分空港道路を抜け、国道213号を海沿いに進む。15分ほど車を走らせ右手に『道の駅くにさき』が見えてくれば、今回の行き先はすぐそこだ。黒津崎入口交差点を右折し、ほどなくすると現れるレンガで覆われたこのお店こそ、国東市の人気洋食店『ビストロ エスポワール』。“ビストロ”とは“カジュアルなレストラン”を意味するフランス語だが、その言葉通り店内には温かい陽の光が差し込み、肩肘張らずに料理を楽しめるアットホームな空間が広がっている。

大分のレストランやホテルで腕を振るった店主が営むお店

気軽に足を運べる、リラックスできる店内

では、メニューをご開帳。「ワンプレートランチ」に日替わりの「パスタランチ」、スープ・サラダ・ライスorパン・コーヒーまで付いた「おすすめランチ」など、リーズナブルなランチメニューがラインアップ。中でも特に目を惹くのが、地元・国東の名前を冠した「国東Sランチ」に「国東たこパスタ」。せっかくここまで来たのだから地物の食材を味わいたい。ということで早速注文を。

運ばれてきたのは「国東Sランチ」。鱧とひじきのムースなど、前菜の3種盛りは旬の食材を使用しており季節に応じて変わるという。そして「桜王豚」のフィレカツがメインで登場。フィレの旨みと手作りのトマトソースが好相性で、サクサクと心地よい食感も楽しめる。デザートには、同市『萱島酒造』が提供する「西の関吟醸」の酒粕を使った「酒粕プリン」を。前菜から始まりデザートに至るまで、地元食材がふんだんに組み込まれた内容だ。

「国東Sランチ」1430円。前菜やメインは季節によって変わる

「酒粕プリン」378円はテイクアウトも可能

ペペロンチーノ風に仕上げ、自家製の甘辛しょう油ソースが後を引く「国東たこパスタ」は、国東で獲れた姫たこと茎ワカメの食感が肝。セットメニューもあり、常時注文できるというのもうれしいポイント。

「国東たこパスタ」825円。+385円でスープ・サラダ・パンのセットにもできる

食後のコーヒーで一服しながら店内を見渡していると、壁に貼られたハンバーガーの写真が目に飛び込んだ。店主・末綱日帝士(ひでと)さんに話を聞くと、国東高校・双国校の学生たちとのコラボで生まれたバーガーなのだとか。低温ローストした「桜王豚」にピリ辛のコチュジャンソース、バターで焼いたバンズがカリっとした食感を生み出す「赤鬼バーガー」。鱧のすり身に地ダコ、国東産バジルを合わせたムースをバジル入りの天ぷら粉で揚げ、ジェノベーゼソースをかけた「青鬼バーガー」の2種類を提供している。

「赤鬼バーガーセット」880円。バンズまで手作りというから驚きだ

地元の食材にこだわり誕生した「青鬼バーガーセット」880円

どのメニューにも、地元への想いが感じられる。もちろん「くにさきOYSTER」、「国東オリーブオイル」を使った限定ランチの提供も。次から次へと生まれる国東の特産品、地元で採れた新鮮な食材。それらを余すことなく生かした料理の数々に、お腹も心も満たされた編集部であった。

「西の関吟醸酒粕パウンドケーキ」162円はお土産にもぴったり

Bistro Espoir(ビストロ エスポワール)
住所:国東市国東町小原145-1
電話番号:0978-72-3034
営業時間:11:00~LO14:00/17:00~LO21:00
定休日:月曜
駐車場:20台ほど
<キーワード>
ランチ/おでかけ/道の駅/国東市

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