大分のおいしいネタ、抽出しました。

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やって来たのは、別府市石垣東にある昭和52年創業の『味の名門 焼肉かねだ』。42年の歴史を持つ、焼き肉屋さんです。

冷麺で有名な『胡月』を左手に見ながら、さらに車を走らせると道路沿いに見えてきます

歴史を感じる佇まいも、地元で長く愛されてきた証拠。店内は手前にテーブル席が数席あり、そのほかは広いお座敷になっています。団体客も収容可能なので、これからの忘年会シーズンや打ち上げなど、さまざまなシーンで活躍してくれそうです!

1テーブル4~5人掛け

店内の壁には著名人のサインがたくさん! 大分が生んだ某有名サッカー選手のサインも!

ランチは「マダムエイコお肉石焼カレー」を注文しました。“マダムエイコ”が気になりますが、それは後ほど…。

「マダムエイコお肉石焼カレー」770円には、ウーロン茶かコーラが付きます

グツグツと音を立てながら、おいしそうな香りとともに運ばれてきたのがコチラ!

ご飯は少なめにしてもらっているので、実際はもう少しボリュームあり! ブラックペッパーが味を引き締めます

カレーは辛すぎないので、小さな子どもでもおいしく食べられます。タマゴを割って混ぜれば、よりマイルドになるので味の変化も楽しみたいですね。そして特筆すべきは、お肉! 焼き肉用に肉をカットする際に出る、切りだし肉を使っているからこそ、しっかりとした肉の食感とうまみが味わえます。ちなみに、店主の知人でもあり、別府で有名だった石焼カレーのお店が閉店してしまったタイミングでメニューに仲間入り。つまり、“本家公認”なんだとか!?

ほかにも、「辛麺」や「石焼ビビンパ」も楽しめます。

3年ほど前に登場した「辛麺」はだしがおいしいと評判! 0辛から辛さを選べるにも関わらず料金はそのまま

店主が「焼肉屋で石焼ビビンパを始めたのは、うちが最初なんじゃないかな!?」と話しながら運んできてくれたのが、野菜もお肉もたっぷり入ったコチラ。

熱々のうちに思いっきり混ぜちゃいましょう!

このビビンパと一緒に注文する人もいるのが、焼き肉。『かねだ』では、ランチ用の焼肉セットがあるのではなく、夜と同じように昼から焼き肉を楽しめるんです! だからこそ、カルビを1人前、マクミを1人前…というように注文して、“ビビンパ+焼肉”で活力を付ける人も多いんだとか。

奥の「ジャンホルモン」から時計まわりに、「カルビ」、「マクミ」

キレイにさしが入ったカルビ。ほんのり焼き色が付けば食べごろ!

お肉はもちろん全部国産で、冷凍肉は一切不使用。カットが大きいので、少量でも大満足なんです

店主・金田しょういちさんは、お父様からお店を継いだ時に「ネームバリューを上げたい」と考え、そのタイミングで肉の質をより良いものに変えたそう。“お客さんに良いものを提供する”という先代の信念は変えずに、金田さんなりの新しい風を吹かせています。その一つとして、創業から変わらないタレを「BEAMS JAPAN」とのコラボにより、オシャレな瓶に入れて販売中。

1本748円。店頭で販売しているので、スタッフさんに聞いてみて

ほどよい甘さとまろやかさを持つ九州産みそと厳選素材を調合した、創業から続く「味噌だれ」、素材本来の旨みを引き立てるようにスッキリした味わいに仕上げた「醤油だれ」の2種類が、『かねだ』の肉をよりおいしくいただける秘密。パッケージのデザインは、別府市のデザインプロジェクト「ilocami」が担当しているそうです。

ここまでお店のことについて紹介しましたが、『かねだ』の魅力はなんといっても、穏やかに迎えてくれる金田親子! そう、冒頭に出てきた「マダムエイコ」とは、しょういちさんのお母様・エイコさんのことだったのです。仲良し親子とのおしゃべりは、よりいっそう食事の時間を充実したものにしてくれますよ。

マダムエイコこと、金田エイコさんとしょういちさん

最後に耳より情報。『トキハ本店』にて、マクミが入った焼肉弁当を販売しているそうですよ。期間限定・数量限定なので、気になった方はぜひ!

“味の名門”と自負するそのこだわりをぜひ味わって

 

味の名門 焼肉かねだ
住所:別府市石垣東8-3-32
電話:0977-22-9596
営業時間:11:30~22:30
定休日:第1・3月曜※月曜が祝日の場合は翌火曜が休み
駐車場:13台

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