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【おでかけランチvol.66/豊後大野市】手間暇掛けた滋味豊かな味わいのチキン南蛮で元気をチャージ!
大分市から車を走らせて50分。この日の最高気温は4度、雪がちらつく中向かったのは、ドックランやいちご農園を併設する『道の駅みえ』。本日のお目当てのお店は、その敷地内に店舗を構える『一期一会』です。
こぢんまりとした店内は、懐かしい雰囲気が漂う落ち着いた空間です。座席の窓からは、三重町の自然豊かな風景や山々を眺めることができます。天気が良い日だと「くじゅう連山」が見えるとのこと。
店内の壁一面にはメニューがズラリと並んでいます。手延べ団子汁、エビフライ定食、トルコライスなど、種類豊富な定食が並ぶ中、特に人気だという「チキン南蛮」を注文することに!
運ばれてきた「やわらかもも身のチキン南蛮定食」、めちゃめちゃボリュームがある…! 圧倒的な存在感を放つメインのチキン南蛮はもちろん、両脇を固める副菜、ほかほか白ごはんに具沢山の豚汁、漬物2種類が付いているのもうれしい限りです。
程よい酸味の甘酢をまとったチキン南蛮の衣はカリっとしており、鶏モモ肉がしっとり柔らかくてジューシー。店主の元山さんが手作りした、玉子と玉ねぎを粗くみじん切りにしたタルタルソースと相性抜群です。箸が止まることなくどんどん食べ進めてしまうほど。箸休めにいただく大根の漬物や自家製キムチもいい塩梅です。
ほくほくの里芋がごろっとはいった具沢山の豚汁は、しっかりとダシが利いた、ほっと体に染みる味わいです。この日の副菜は卵焼きと卯の花で、副菜も毎日変えているとのこと。「来てくれるお客様を飽きさせないため」とのことで、副菜にも手間ひまがかかっています。
定食のほかにも、8時間煮込んだ牛のテールスープの「テールラーメン」も人気のひとつ。しっかりとしたコクがありながらも、後口はあっさりとしています。ホロホロっとほどけるテール肉の旨みと、だしの深い味わいが体の芯まで染み渡ります。替え玉や追い飯をすれば、最後のスープ一滴まで楽しめますよ!
「定食のメインだけでなく、副菜、タルタルソース、味付けのタレ、漬物までほとんど手作りです。お客様にはきちんとおいしいものを食べてほしいので、手間暇を惜しみません」と話してくれた本山さんご夫妻。手作りの味を求めて訪れるお客さんは、朗らかなお二人の人柄にも惹かれているのかもしれませんね。お腹いっぱいになった私も、お二人と話しているうちにすっかり元気をもらえました。
お店を出る際、「今日は寒いでえー、気をつけていってらっしゃい! 」と本山さんご夫婦が元気良く送り出してくれました。
寒くて体が冷えてしまうこの時期ですが、少し足を伸ばしておいしいランチを食べに『一期一会』に出掛けませんか? 活力をチャージできる料理を楽しめるのはもちろん、気さくな本山さんご夫婦にもぜひ会いに行ってみてくださいね。
定食/ランチ/道の駅/ドライブ/豊後大野市
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