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【おでかけランチvol.49竹田市】店主のこだわりを詰め込んだ喫茶店が繋ぐ コーヒーとカレーの香りに包まれて
大分市野津原を抜けて車で走ること約1時間。柔らかな日が差し込む9月の晴れの日、くじゅう連山の麓や緑豊かな竹田市久住町の移り変わる景色を眺めながら、お目当てのお店へと突き進みます。
看板が示す矢印の方向へ進むと、深緑色のドアが印象的な、ノスタルジックな外観のお店が見えてきました。緑生い茂る山里の景色と、秋の虫の鳴き声に包まれたこの店の名前は、『自家焙煎珈琲 喫茶二はぜ』です。
スパイスの香りを漂わせて運ばれてきたのは、「手作りカレーセット」。2種類から選べるカレーとライス、ピクルス、本日のコーヒーがセットになったランチメニューです。カレーはスパイスチキンカレーとバターチキンカレーから1つ選べるとのこと。迷いに迷った末、バターチキンカレーをチョイスしました。
数種類ものスパイスを調合した、ポタージュのようにとろみのあるルーに大きなチキンがゴロっと入ったバターチキンカレー。まろやかな辛さとコクがあり、コショウを一振りしたライスとも相まってどんどん食べ進めてしまいます。時折、程よい酸味のあるピクルスでさっぱりお口直ししながら、あっという間に完食!
「手作りカレーセット」に付くコーヒーは、店主が自ら見極め焙煎したストレートコーヒー6種類の中から1種類セレクトした「本日のおすすめコーヒー」。この日は「ブラジル」でした。深煎りコーヒーを提供しており、香り高くどっしりとしたコク深い味わいと余韻を楽しめます。
「毎日淹れるコーヒーはいつも同じ一杯が出来上がるわけではありません。理想の一杯はもちろんあります。ただコーヒー豆は日々変化しているためその日の豆の状態にあった抽出が必要です。湯温、引き目、抽出速度等変えながらその日の理想の一杯を目指します。味覚は人それぞれですが、お客様からの「美味しい」の一言が一番嬉しいです」と謙虚な姿勢で話す店主の言葉にも頷けます。
カレーを堪能した後、デザートもいただきました。色鮮やかな「オレンジレアチーズ」は、グレープフルーツとオレンジの果肉が入ったレアチーズの上に、オレンジゼリーをのせた一品。一口食べれば、爽やかで甘酸っぱい味わいが口中に広がります。横に添えられたバニラアイス以外のブルーベリーソースやオレンジピール、リンゴのコンポート、小さなクッキーは店主の自家製。コーヒーとの相性もバッチリでした。
竹田市久住町にオープンさせて4年。今ではコーヒーを嗜む人や久住町の自然に惹かれた人、登山愛好家などが県内外からやってくるようになったんだとか。
「1人でお店をしているのでお待たせしてしまうことがあるかもしれません。ゆっくり時間がある時にぜひいらしてくださいね」と朗らかに話す店主。コーヒーや手作りカレー、ケーキ、そして店主の人柄にすっかり惹かれてのんびりとしたランチタイムを過ごすことが出来ました。
次はスパイスチキンカレーとプリンを味わいに来たいと思います。涼しくなってきた9月の週末に、ぜひ足を運んでみませんか?
ランチ/竹田市/ドライブ/観光/おでかけ/喫茶/コーヒー/スイーツ
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