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【おでかけランチvol.47/佐伯市】港町でいただく、地元漁師たちがこよなく愛する海鮮以外の名物ランチとは
心地よい潮風を浴びながら、海岸沿いをドライブ。大分市内からだと決して近くはないけど、道中の壮大な景色と、ゴールに待ち受けるランチを思えばこんな距離は屁でもない。そうこうしているうちに、今回の目的地『市場食堂 日保丸』に到着。漁師町の特権をフルに生かした海鮮メニューが人気のお店だけど、今日のお目当ては別物だ。
注文したのは店名を冠した看板メニュー「日保丸定食」1500円でも、人気メニューの「海鮮丼」1300円でもない。目の前に運ばれてきたのは「チキン南蛮定食」800円に、「エビフライ定食」800円。「せっかくここまで来て海鮮丼じゃないの!?」と思った人、侮るなかれ。この2つの定食メニューこそ、地元漁師たちがこよなく愛する隠れ名物なのだ。
大ぶりのチキン南蛮は柔らかくてジューシーで、自家製の甘酢とタルタルが絡み合う食欲そそる一品。なかなかのボリュームながら、海鮮のダシが効いたみそ汁と一気にかきこんでしまうほどだ。ご飯の大盛りやおかわりが+50円とリーズナブルにいただけるのもうれしい。
続いていただくのは「エビフライ定食」。一般的なエビフライとは違い、エビの身を開いて揚げるスタイルだ。地元漁師たちの意見を取り入れて完成したという一品は、サクサクの衣とプリプリの身がたまらない。エビフライが4つも付いて800円と、味、ボリューム、コスパの三拍子揃った大満足の定食だ。
厨房で腕を振るうのは、漁師の父を持つ代表の山路美穂さんと、母の和香美さん。「魚が足りない時は釣りに行ってくれることもある」というほど、地元漁師たちに愛されているお店なのだが、それもそのはず。先ほど紹介したような海鮮以外の様々なランチメニューが揃っており、魚以外も食べたい漁師たちの胃袋をガッツリ掴んでいるからだ。盛りがよく手作りの温かな味わいが楽しめる点も人気の理由だろう。
心行くまでお腹を満たした後は、『海風館』で米水津名物の丸干しなど、新鮮なまま加工した自慢の品をゲットしてはいかが? 『空の公園』で一休みしてからドライブを再開するのもオススメだ。
ランチ/佐伯市おでかけ/定食/丼/観光/ドライブ/テイクアウト/お土産
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