大分のおいしいネタ、抽出しました。

ここから本文です。

TOPICS

まとめ記事・動画

梅雨真っただ中の7月上旬。雨が降りしきる中、玖珠ICを降りて車を走らせること5分。玖珠郡玖珠町森にある本日のお目当てのお店にやってきました。

旧城下町の街並みが残る玖珠郡森町に佇む

その名も『お食事処 金太郎』。ま〜かさ〜りか〜ついだ♪ でおなじみの“金太郎”が屋号となっているこちらのお店では、大分の郷土料理を楽しめるんだとか。

広いお座敷の店内

店内は昭和の雰囲気が漂っていて、まるでおばあちゃんの家に来たかのよう。今日は朝から車を走らせたのでお腹はペコペコ! 早速メニューを見てみましょう。

うどんやカツカレーといったメニューがある中、大分の郷土料理の定番でもある「とり天定食」と「団子汁定食」、そしてその両方が一緒に味わえる「かぐや姫セット」を発見! どちらも食べたかった友人は「かぐや姫セット」を注文し、私は「とろとろオムライス」を注文することにしました。

「かぐや姫セット」(ミニ奴・小鉢・ポテトサラダ付き)980円

まもなくして運ばれてきた「かぐや姫セット」に歓喜! ダシのいい香りが漂う団子汁と1つ1つが大きめサイズのとり天がたっぷり楽しめる内容で、ボリュームも満点です。

団子汁は、地元産の小麦粉を使用した平べったい団子と、もち米粉を使用したまあるい団子の2種類入り。

もち米粉だんごが入っただんご汁は、玖珠町の郷土料理で「子育てだんご汁」とよばれています。以前家庭料理研究家でもある小林カツ代さんをお招きした時に提案されて作ったそう

モチモチした団子の食感と優しい味噌とダシの味わいに心がふっとほぐれます。添えられた香り豊かな柚子胡椒を溶かすと、さわやかな風味がプラスされてさらに味わいが増します。小鉢の副菜も滋味豊かなものばかりで、箸を持つ手が止まりません。

大ぶりのとり天は、秘伝のタレに漬け込んだ鶏胸肉をサクサクっと揚げたふっくらジューシーな一品。ご飯は玖珠町産の米を使用しており、ふっくらつやつやでほのかな甘みを感じられます。

「かぐや姫セット」にはミニデザートも付いていて、この日はひんやりバニラアイスでした。甘いデザートはもちろん別腹。食後のデザート付きで980円って、とってもお得! おなかも心もすっかり満たされました。

「とろとろオムライスセット」(サラダ・みそ汁付き)1100円

オムライスもボリューム満点でそそられるビジュアル! 卵を3個も使ったとろっとろのオムライスは、デミグラスソースとの相性抜群です。

トロトロっとした卵がたまらない!

大きなお皿でやってきたオムライスは、玖珠米を使用した特製チキンライスをトロトロ卵で包んだ一品。”ご飯1膳分”となかなかのボリュームですが、女性や子どもでもペロリと完食してしまうそうです。

良心価格の「百円珈琲」100円は、食後の一服にぴったり!

『金太郎』の店舗は明治時代の古民家を改装しており、建てられてから123年が経っているのだとか。大工さんが建てた昔ながらのしっかりとした造りとなっています。
そしてこの印象的な店名は、“童話の里”にちなんだものにしたかったのと、子どもにも覚えてもらいやすいものにしたかったという思いから名付けたそうです。絵本などでなじみのある“金太郎”という店名は、小さな子どもも喜びながら呼んでくれるそうで、親御さんにも親しみを感じてもらえているんだとか。

店内には至るところに金太郎が

店先にあるのはマツダ車のキャロル。「昔はこれに乗ってデートしよったんよ!」と話しかけてくれるダンディなおいさんもいるそう

土・日曜は県内外からやって来る観光客やツーリング途中のライダーでにぎわう『金太郎』。次のお休みは心も体もほっこりする大分の郷土料理やオムライスを味わいに車を走らせてみませんか?

お食事処「金太郎」
住所:玖珠郡玖珠町森1070
電話:0973-72-3938
営業時間:11:00~15:00/17:00~21:00(LO20:30)
定休日:月曜
駐車場:6台※ほか近隣共有Pあり
<キーワード>
ランチ/大分おでかけ/玖珠観光/玖珠グルメ/ランチ/食事処/ごはんスポット

おすすめトピックス

ページのトップへ