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【おでかけランチvol.21/臼杵市】城下町臼杵で愛され続ける、昔懐かしい思い出の洋食ランチ
城下町を進んでいくと現れる、昭和の名残を感じるレンガの建物が『グルメ若木屋』。創業は昭和46年(1971年)と約50年に渡って愛され続けている洋食店だ。
広々とした店内は、これまた味のある懐かしい雰囲気。店内に広がるおいしい匂いや、厨房から聞こえてくるフライを揚げる音に食欲を掻き立てられ、料理が出来上がるのが待ち遠しく感じられる。店内を見渡してみると、カウンターにテーブル席、座敷席まであり、1人でも数人でも気軽に足を運べそうだ。
創業当時からの看板メニュー「若木屋ランチ」1200円をはじめ、国産の食材をメインに使用した自慢の洋食ランチが並ぶなか、平日限定の「Aランチ」800円を注文。ジューシーな煮込みハンバーグにとり天、魚フライと主役級の品々が並ぶまさに大人のお子様ランチだ。しっかり味付けされた一品一品は存在感抜群。初代店主の藤谷誉志雄さんが考案したというほんのり甘い自家製マヨネーズを絡ませることで味わいが増し、より一層満足感を高めてくれる。
圧倒的ボリュームながらペロリと完食できてしまうその秘密は、お米にあり! 皇室献上品として奉納されたこともあるという臼杵の野中さんが作るお米を、もっちりとした食感に炊き上げ、水加減の研究を重ねたこだわりの白ご飯。これがおかずと相まって、まるで子どもに戻ったかのように一心不乱にかきこんでしまうのだ。
そんな『若木屋』の味を初代店主の藤谷誉志雄さんから受け継いだのが、息子の洋さん。大阪の調理師専門学校を卒業後、京都にあるホテルでの修行を経て10年前にここ臼杵にUターンすることを決めた。人口減少や高齢化が進む商店街を見て、かつての活気が失われていると感じた洋さん。「臼杵で商売をすることは考えていなかった」と、当初は店を継ぐつもりではなかったという。しかしそんな中店を継ぐ決心に至ったのは、生まれ育った商店街や地元の人たちへの感謝の気持ちがあったからだという。今でも昔から足しげく通う常連客が多いのは、長年愛され続けてきたこの店の味がしっかり継承されている証だ。
そんな伝統の味を守り続けてきた『若木屋』の魅力は、国産素材を使った洋食ランチだけではない。「若木屋弁当」1200円や、「オードブル(3人前)」3600円など、人数や予算に合わせてオーダーメイドでつくるテイクアウトメニューも人気なのだとか。これからの季節、きれいな桜を見ながら『若木屋』のお弁当をいただく。そんな最高の組み合わせを楽しんでみては?
心温まる伝統の味に、お腹も心も満たされたところで、ゆったり城下町散策にでも出かけよう。なにやら最近は面白い雑貨屋さんも増えているみたいだから。
住所:臼杵市臼杵575
電話番号:0972-63-2113
営業時間:11:00~14:00/17:00~不定
定休日:火曜
駐車場:2台 ※満車の場合は市営駐車場を利用(徒歩2分)
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