大分のおいしいネタ、抽出しました。

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階段を上がるとお洒落な外観が出迎えてくれる

『輪』は四日市の信号を曲がり、日豊本線を超えた先にある。曲がりくねった道に戸惑いながらもなんとか何とか到着。黄色の外壁のおしゃれな建物が建っているので、お店はすぐ見つけられるはず。

こちらは1階。お好み焼きを食べるスペースで鉄板が付いたテーブルが3つ用意されている

お店は、2階建て。1階はお好み焼きを食べるフロアで、2階が喫茶フロアになっているので、2階ではコーヒーやパフェなど、1階とはまた違ったメニューを楽しむことができる。

トビラを空けると出迎えてくれたのは、店主・後藤京子さんと娘の加藤真里さん。京子さんがお好み焼きやその他の料理を担当しており、2階の喫茶店で出されるパフェやコーヒーは、真里さんの担当。

「ミックス玉」750円。肉のジューシーさと魚介の旨みを楽しむことができる

それでは、本日のお目当てであるお好み焼きを早速注文することにしよう。お好み焼き屋を始めて39年になるという京子さんが作る生地は、39年前から一切変えていないオリジナルの配合。焼いたときにふわっとしつつ、しっかりと食べ応えのあるようにと計算された熟練の業が光る。その生地の仕上がりが病みつきになり、リピーターになるお客さんも多いんだとか。

空気を入れるように大きく混ぜるのがコツ

ひっくり返し終え両面と中身がしっかり焼けたら、ソースを塗り、マヨネーズ、青のり、かつお節などをトッピングし完成。一口頬張ると、豚バラの香ばしい香りが鼻孔を抜けていく。海老のプリプリとした食感と生地のフワフワ感。そのハーモニーもたまらない。

「ミックス玉」の他にも「もち玉」や「ブタキムチ」など12種類ものお好み焼きメニューがある

バランスのとれた味わいで、夢中で食べあげてしまった。

ちなみに、『輪』の名物はお好み焼きだけじゃない。ということで、最後にもうひとつの名物“パフェ”も紹介しよう。

パフェが大好きだという真里さんが手掛けるこのお店のパフェはとにかく大きい。小さいパフェだと満足できないと、真里さんが納得できるサイズまで大きくした結果、大ボリュームになったんだとか。季節の素材を使ったメニューを定期的に出したり、トッピングのクッキーなどを手作りしたり…こだわりは大きさだけにとどまらない。とにかくパフェへの愛が深いのだ。お好み焼きとパフェのセットもあるので、せっかく行くなら、どちらもお腹いっぱい楽しもう。

左から「ベリーチーズパフェ」700円、この時は栗を使った「季節のパフェ」700円

『お好み喫茶 輪』の魅力が少しでも伝わっただろうか。京子さんの手掛ける料理はどれもおいしいので、ぜひ一度ご賞味を。また、1人で調理を担当していて、料理の提供が遅くなることもあるそうなので、時間に余裕をもって来店するのがオススメだ。

日出町で見つけた、ゆっくりとくつろげる場所。1人でも過ごしやすいアットホームな雰囲気で、つい長居をしてしまいそう。休みの日には、ドライブがてら家族や友人と遊びに出掛けてみて。

お好み喫茶 輪(リン)
住所:速見郡日出町2289
電話:0977-72-8303
営業時間:11:00~22:00(LO21:00)
定休日:日曜
駐車場:15台

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