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【おでかけランチvol.133/中津市】夏の人気“涼”メニューが登場! 地元民御用達の食堂
早めに高速を降りて少し遠回りを。これから向かうのは、中津市で愛される町の食堂。お店が根付く町の空気感を味わっておくことで、料理がより一層おいしく感じられるものです。程なくすると、“ランドリー”の文字とともに掲げられた看板が見えてきました。今回の目的地である『翔天食堂』に到着です。
味のある木の入口に紺色の暖簾。一歩店内に入れば、奥にカウンター、テーブル席に座敷席までそろえたフルラインアップ。肩ひじ張らない雰囲気からは、おひとり様から家族連れまで幅広い世代のお客さんが訪れる姿も目に浮かびます。
メニューに並ぶのは、「まる徳焼サバ定食」や「唐揚げ定食」、「手ごねメンチカツ定食」、「鳥天定食」各830円など、白ご飯が進んで当然の定食たち。そして、「ラーメン」とチャーハン、から揚げ、おにぎりのセットなど。どれを頼んでも間違いがないことは分かる。ゆえに悩ましい! そんな中、「夏になると常連さんがよく食べるメニューがあるよ」と店主の田口一平さんが一言。ということで、教えてもらった「冷やしぶっかけ鶏天そば」を注文しました。
おにぎりセットもあるとのことなので、もちろんセットに。麺類とご飯は合うと、良く分かっていらっしゃいます。見た目も涼し気な器には、大ぶりのとり天にゆで卵、鶏チャーシュー、たっぷりの刻みのりに青ネギ、底にはラーメンにも使用する細めの中華麺。煮干しやかつおからとった和風だしはさっぱりしながらも奥深くて、サクサク食感のとり天との相性も抜群です。白ゴマやレモン、ワサビで味変しながら楽しめば、暑い夏でもペロリといただけました。
おにぎりまで堪能して満腹感に浸っていると、「コーヒーも飲んでいってね」と田口さん。どうやら、平日のランチタイムはアイスコーヒーを無料で楽しめるみたいです。お言葉に甘えて、コーヒーを飲みながら話を聞いてみました。
「自分の好きな食べ物を追求して作っているだけ」と微笑みながらも、お米は地元で評判の農家と契約したり、野菜も近所で栽培する人から仕入れたりと、素材へのこだわりもひとしお。日常的な定食だからこそ、使う素材や調理中の丁寧な手仕事、盛り付けがお皿の上に現れますね。
お店のオープンから約4年半、これまでも、これからも愛され続けるのであろう食堂が中津市にありました。
電話:0979-32-2601
営業時間:11:00~15:00(LO14:30)/18:00~21:00(LO20:30)
定休日:水曜
駐車場:2台
HP:https://www.instagram.com/syotensyokudo/
大分/中津市/定食/ランチ/おでかけ/そば/麺/冷たい麺/連載
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