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【おでかけランチvol.11/杵築市】杵築で洋食屋といえばココ! 昔懐かしいレトロな空間でいただけるのは、地元愛に溢れた大満足ランチ
「杵築城」から城下町へ向かう途中、右手に見えてくるのが『洋食屋おわたり』。モダンなオレンジのランプと大きな一枚板に書かれた店名が目印です。
出迎えてくれたのは、2代目店主の尾渡良三さん。父の敬三さんとともに、家族4人でお店を経営しているのだそう。
和風の建物に赤白のギンガムチェックがレトロ感を演出する店内は、杵築らしい和洋折衷の空間です。早速注文を!
今回いただくのは店主オススメの「Bランチ」2400円。メインは創業当時から人気の「牛肉の赤ワイン煮」。しっかり煮込まれた大分和牛はほろほろで、赤ワインソースとの相性抜群です。加えて自家製オニオンドレッシングを使用した「魚介のサラダ」、季節に応じて変わるスープに自家製パン。さらには手作りのデザートにドリンクまでついた大満足の内容! 地元の食材をふんだんに使用した料理は、観光客にも好評だと言います。
常連客に人気の「Aランチ」1300円は週替わりだそうで、なかには週2、3回のペースで通うファンもいるんだとか。食後はコーヒーを片手に、至福のデザートタイム。くつろぎの空間で、ゆったりした時間を過ごすことが出来ました。ランチは+300円でドリンクをアルコールに変更できるので、昼から飲みたい人は押さえておいてください。
テーブルをくっつけたらグループ利用もできるので、ママ友同士のランチ忘年会にももってこいです! 夜のメニューも豊富なので、ワイン片手にディナーを楽しむのも粋ですね。 2階には20人以上の宴会で利用できる座敷席もあり、忘新年会でも活躍しそう。杵築発の日本酒「ひとめぼれ」も堪能してみてはいかがでしょうか。
「地元の方も観光でいらしたお客様も、来てくれたからには喜んで帰ってもらいたい」と良三さん。大分や別府はもちろん、時には東京からここの味を求めて訪れる人も多い『おわたり』。「これは何か多くの人を惹きつける秘密があるはずだ」と敬三さんに料理のこだわりを聞いてみると、「こだわりなんかないよ!」とほほ笑みながらも、「終わりのない料理の道をひたすら進むだけ。死ぬまで元気でやりたい」と内に秘めた熱い思いを語ってくれました。料理への情熱と、地元愛が生み出す二人の温かい人柄とおいしい料理は、一口食べたら思わず笑みがこぼれてしまうはず! お腹も心も満たされた後は、城下町散策に出かけるのもいいですね。
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