大分のおいしいネタ、抽出しました。

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大分市内から車を走らせること約1時間40分。玖珠町のJR北山田駅から慈恩の滝へ向かう国道210号沿いを進むと、今回の目的地である『とんかつ李音』に到着。

黄色い外観が特徴の建物なので、一目でわかります

お店に入ると「いらっしゃいませ」と店主の桑野英夫さんがマスク越しでもわかる、にこやかな笑顔で迎えてくれました。

テーブル席と小上がり席があります

お膳か丼の、どちらを注文するか悩んでしまいます

メニューはとんかつ専門店らしく、お膳と丼の2種類のみ。今回は定番の「ロースかつ膳」を注文しました。ちなみにもう1つ気になっていた「特製正油ダレかつ丼」は卵でとじないタイプの「かつ丼」で、ほかではなかなかお目にかからない一品なので、次に来た際はこちらを注文しようと思います。

「ロースかつ膳(梅)」1265円。ご飯とキャベツは大盛無料とうれしいサービスも

丁寧に揚げられた肉厚のとんかつに山盛りのキャベツ。やはりオーソドックスなお膳を選んで正解でした。うん、とてもおいしそう。ひと口頰張ると、衣のサクサクとした食感と、甘みを感じる脂身に、なんとも言えない幸せがあふれます。

この厚み!かんだ時に肉汁があふれます

こちらで使用する食材の多くはこだわりの大分県産。主役の豚は、中津市耶馬溪町で育てられたブランド豚の「錦雲豚(きんうんとん)」を使用していて、そのクセのない脂の旨みがかつの味を引き立てます。粘りや甘みの強い玖珠産の「玖珠米ひとめぼれ」を炊いたごはんともベストマッチ。

ソースは「とんかつソース」と「ごまソース」の2種類から選べます

また、こちらでは「とんかつソース」と「ごまソース」の2種類のソースが用意されているのですが、個人的には甘みのある「ごまソース」の味わいがクセになりました。最初は王道の「とんかつソース」で、途中から「ごまソース」に変えて“味変”を楽しんでみるのもいいかもしれません。

店主の桑野さん。すてきな笑顔に人柄のよさがあふれています

店主の桑野さんの話を聞くなかで、「とても取材慣れをしているなぁ」と感じる場面があったのですが、それもそのはず。世界的なグルメガイド本にも掲載された東京のとんかつ店で料理長まで務め、雑誌やTVの取材も数多く経験しているすごい人だったんです。そんな人が作る料理を味わうことができるとは、なんとも贅沢!

今回はこだわりのとんかつを味わうことができ、とても満足なランチ時間を過ごすことができました。すぐ近くには『慈恩の滝』があるので、行楽がてら訪れてみるのもオススメです。ぜひ一度、こちらのとんかつを味わいに玖珠まで足を運んでみては。

とんかつ李音
住所:玖珠郡玖珠町戸畑7859-1
電話:0973-73-7111
営業時間:11:30~15:00(LO 14:30)/17:30~20:00(LO 19:30)
定休日:火曜
駐車場:8台
HP:https://tonkatsu-rion.com/
<キーワード>
大分/玖珠町/ランチ/おでかけ/夜ごはん/揚げ物/定食/丼

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