大分のおいしいネタ、抽出しました。

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『ファッションセンターしまむら大在店』の駐車場の脇、狭い道を入ると右手に見えました!「豆」と大きく描かれたお店、ここが本日の目的地『おあげや』です。

大きな看板が目印、外にはカウンターの飲食スペースもあります

常に油揚げが揚げられています

ここは、大分県では珍しい油揚げ専門店。油揚げ好きの社長が「もっと魅力を多くの人に知ってほしい」と思ったのがお店を作ったきっかけなのだとか。

揚げたての油揚げはこんがりきつね色です

店内に入ると香ばしいいい香り。カウンターにズラーッと並ぶのは…
「え?これが油揚げ⁉」
片手じゃ収まらないほどの大きな長方形に、2㎝以上ある厚さ。実り豊かな土地である大在の新名物になってほしいという思いを込めて、大在の旧地名である大佐井を使用し「大佐井おあげ」と名付けたのだとか。
「早く食べたい」という衝動に駆られながらも、まずは1日1500枚も揚げるという油揚げの製法を見せてもらいました。

油揚げ用に特別に作っているという豆腐を丁寧に切り分けます

国産大豆100%で作っている、『豆の力屋』特製の木綿豆腐。普段お店で販売しているものとは少しニガリの配合が違うのだとか。丁寧に切り分け、油に入れていきます。

油や揚げの状態をチェックする庄司正樹さん

「僕が揚げのプロです!(笑)」と笑顔で油揚げを揚げていくのはマネージャー庄司太一さんの弟の正樹さん。「温度や気候、豆腐の状態によって毎揚げあがりが違うんですよね。それが難しいけど、面白さでもあるんです!」と真摯に油揚げと向き合っています。また、揚げ油には、オーストラリア産のなたね油を使用。化学薬品を一切使わず、丁寧に精製されているので、食べた時に油の旨みがじわっと感じられ、口当たりの良さを楽しむことができます。

少し時間が経つと豆腐の角が浮いてきます

温度管理をしっかりと。「毎回毎回できあがりが違うんです」と、正樹さん

最初は低温(100℃)でゆっくり豆腐を膨らませ、角が浮いてきたらひっくり返し、平らになるように丁寧に上げていきます。

「うまく膨らみますように」と思いを込めてじっくり沈ませます

フライヤーにすっぽりと収まる大きさに仕上がります

油の中に沈ませると、一気にサイズが大きくなります。十分に大きくなったら高温(170℃)の油に入れ、外をカリッと仕上げるのだという。しかも、1回油揚げを揚げるのにかかる時間は約30分!これを1日に何回も繰り返してたくさんの油揚げができていくんですね~!

見てください!ふかふかなお布団みたいでしょう

出来立ての油揚げはこんがり、ふかふかです。網の上で油を切って、粗熱を取ったら店頭にスタンバイ!

マネージャーの庄司太一さん

さあ、ここでマネージャーの太一さんが持ってきてくれたのは揚げたての「おあげ」を両面焼き上げ、ネギとおろしたてのショウガでいただくスタイル。

「大佐井おあげ1パック」432円

カットすると油揚げの厚さがとってもわかりますね、分厚い!お店の外にあるカウンターテーブルに移動して、「豆の力屋特製 甘口しょうゆ」をたっぷりかけて…いただきます!

外はカリカリ、中はふわふわ。「甘口しょうゆ」がよく合います

口に運ぶと…「おいしい!」外はカリッと、中はふわっとしていて、油っぽくなくカラッとしています。甘口しょう油と香りの良いショウガが豆腐の旨みを引き立てています。

「大佐井焼きいなり」270円

さらに、お店で販売されている「大佐井焼きいなり」は、ごま油を塗りながら焼いた「おあげ」に、青ネギと甘辛ダレを混ぜたご飯を詰めていてクセになるおいしさ。
『今回は売り切れだった「大佐井いなり」173円もとってもおいしそうでした。次回必ずゲットします!「大佐井おあげ」は1枚270円。4枚セットだと1036円で少しおトクですよ。

もちろん、こだわりの豆腐も販売しています

左から、姫野信子さん、瀧口美千代さん、庄司太一さん、正樹さん

スタッフの皆さんはとても明るく、お揚げの食べ方を丁寧に説明してくれます。
お家でおあげを食べるときは、フライパンやトースターで両面焼いて食べるのがオススメなのだそう。専用のしょう油を購入するもよし、麺つゆをかけるもよし、バターや明太子をトッピングするもよし。皆さんも大在の新名物「大佐井おあげ」を手に入れてオリジナルの食べ方を見つけてみてくださいね。

おあげや

住所:大分市大在浜1-14-6
電話:097-565-0744
営業時間:10:00~18:00
定休日:日・月曜
駐車場:10台
HP:https://www.instagram.com/oageya_oita/

<キーワード>
大分/大在/油揚げ/おかず/豆腐/大分グルメ

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