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「コレはだまされる!」貝なのに、貝じゃない! 「ひおうぎ焼き」の正体とは?
出店情報を聞きつけてやってきたのは『道の駅かまえ』。その駐車場の一角に停まっていたのは、個性的なキャラクターが描かれたキッチンカー。
「ひおうぎ貝の網焼きかしら?」なんて思いながら近づいてみると、なんとなく甘い香りが漂っているような…。
見た目は貝だけど、正体は貝をかたどった焼き菓子!? 中にはあんこが詰まっているようで、たい焼きのような感じですね! 実際に訪れたお客さんがお菓子と思わずに、「醤油で焼くんですか?」なんて尋ねてくることもあるのだそう。これは間違えてしまうのも納得のクオリティーです!
衛藤さんは長年大分市の菓子店で働いていたそうですが、昨年奥さんの地元の蒲江に帰郷。実家が鮮魚店でその手伝いをしていましたがコロナ禍ということもあり、観光客の減少や地元の人との交流も減ってしまったことから「自分の得意なお菓子で蒲江を盛り上げられないか」と考えるように。1年前から試行錯誤し、今年の10月に満を持してスタートさせたのが、このキッチンカーという訳なのです。
よりリアルな“ひおうぎ貝”を目指し、こだわり抜いた型は特注品。生地はスタンダードなサックリしたタイプとモチモチタイプの2種類があり、中身はつぶあん、こしあん、しろあん、チョコ、カスタードがあります。気になったのはつぶあんの白玉入り。観光で訪れた人からよく注文が入るのだそう。
モッチリ生地になめらかなしろあんの組み合わせは上品な味わい。「地元の人からはしろあんが人気なんですよね。いろんな味を食べ比べてお気に入りを見つけてもらえればうれしいです」と衛藤さん。
「大分市に住んでいた時に“ひおうぎ貝”を知らない人もまだまだ多いなと感じていたんです。ひおうぎ焼きをきっかけに“ひおうぎ貝”が名産品として広く認知されるようになったらうれしいですね。『ひおうぎ焼き』も、ゆくゆくは製造場所を構えて、蒲江の名物お菓子として売り出していけたらなと考えてます」と展望を語ってくれた衛藤さん。現在は『道の駅かまえ』や『かまえインターパーク海べの市』をメインに、時折大分市などにも出店しているとのこと。出店場所や日時はインスタグラムでお知らせしているので、気になった方はぜひチェックしてくださいね!
大分/佐伯市/蒲江/スイーツ/焼き菓子/テイクアウト/キッチンカー/道の駅/海べの市
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