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いろいろなものが回る場所『KURUKURU』
お店をOPENしたきっかけ
山中美季さんは、2021年の3月20日に別府市の北浜公園で開催されたイベント「APUのもの好きなひとたちと別府市とかのオモシロイひとたちの豊かなマルシェ」(https://www.instagram.com/p/CLXIBcYLYlj/)の主催者だ。
山中さんは、このイベントの準備をしている段階からお店を持ちたいと考えていたそうで、マルシェを通して「一時的なイベントではなく、店舗を構えて長くお客様に向き合いたい」という想いが強くなったという。そんな時にご縁があり、北高架下通りを運営している人から、「お店をやってみませんか?」というお話をいただいて、お店を持つ決断をしたそうだ。
お店のコンセプト
『KURUKURU』は「好きなものを追求している人が好きなものを表現できる場所」をコンセプトにしている。『KURUKURU』の商品は全て委託販売だが、それはアーティストに寄り添いたいという山中さんの強い想いがあった。今まで山中さんは短期的なイベントを開催していく中で、アーティストたちがイベントの期間中にお店で在店するということが負担になっていることに気づいたそうだ。
そこで、アーティストさんには作品作りに集中してもらい、来たい時にお店に来てもらえる環境にすべく、店舗として商品を代わりに販売する“委託販売”という販売スタイルをとることにしたのだとか。僕も作品作りをしているので、店主の方が作家さんに寄り添ってくれることはとても嬉しいだろうなと感じた。
『KURUKURU』の由来
「今のホームは北高架下だが、活動はどこでもできる」と語ってくれた山中さん。そしてお客さんがお店に来て(来る来る)、出展者は週や月毎にクルクルと変わっていく。お店を起点に色んな人の輪ができて、循環すればいいなと思い店名を「KURUKURU」に決めたのだとか。
お店のコンセプトに合った素敵な名前だと思う。
雑貨
「今は関わりがある人の雑貨をメインで扱っていて、おすすめの商品は全部なので選べない」と話す山中さん。お店にあるほとんどの雑貨は自宅にもあるそう。山中さんが気に入ったものを選んで販売しているので、質もとても高い。
展示スペースについて
『KURUKURU』の真向かいには展示スペースがある。ここは展示をしたいアーティストの為の場所だ。有料で1日単位からスペースをレンタルすることができる。僕が取材をした日は『ひらいじんた』さんという小学6年生が個展をしていた。
展示スペースの2階は古着屋さんが入っていて、雑貨屋の2階は現在、絵本が読める場所となっている。販売スタイルだけでなく、展示スペースも併設しているところがアーティストには嬉しく、お客さんにもアートに触れる機会を提供していて山中さんの出展者とお客さんに対する優しさを感じた。僕もクリエイターなので、いつかここで展示できるように活動を頑張ろうと思えた。
今後の夢
「出展者の人たちと一緒に、自由に楽しくお店をやっていくことが夢」と語ってくれた。自分だけでなく周りの人のことを考えているからこそ、出展者や個展のサイクルが途切れないのだろうなと思う。また、「やりたいという人がいて、お店の雰囲気と合えば2階でワークショップなどもしていきたい」とも教えてくれた。
もし、ワークショップや個展をしたいと考えている人は、山中さんに連絡をしてみてはいかがだろうか?
最後に
今回の取材を通して、『KURUKURU』さんの人を想う気持ちに触れ、クリエイターとしてもユーザーとしてもお店のファンになりました。
皆さんも是非1度、お店を訪れて色々な雑貨や展示を見に行ってみてはいかがだろうか?
電話:070-2301-8940
営業時間:11:00〜17:00
定休日:火曜
駐車場:なし
HP:https://www.instagram.com/apubeppu_kurukuru_market/
雑貨/作家作品/展示会
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