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1.“炭酸泉を食す”という贅沢!湯の恵みで味わう、癒やしの一皿

炭酸泉の名湯として知られる大分県・長湯温泉。2025年4月13日、その中心に、温泉と食、音楽が融合した唯一無二の空間『喫泡うたかた』が誕生しました。

『川端家』の跡地。駐車場は『大丸旅館』か『丸山公園』駐車場を利用して

コンセプトは「炭酸泉を食す夢のひととき」。
喫は食すの意味。泡は炭酸泉。つまりは温泉で料理された食事を喫し、世界中の名曲を古き良きスピーカーで聴き、胃袋も心も満たす。うたかたのような夢のひとときをこの山奥の温泉地で味わってほしいとの思いで名付けました。

店を手がけるのは、東京のイタリアンレストランで腕を磨き、2012年にUターンした料理人・桑島孝彦さん。彼の料理には、竹田市が誇る食材と地元の湧水、さらには名湯・長湯温泉の炭酸泉が使われています。温泉水で仕上げることで、野菜や魚介の持ち味がぐっと引き立ち、まろやかで深い味わいが楽しめるのです。

左からオーナーシェフの桑島孝彦さんとマスターの甲斐哲哉さん

パスタ、パエリア、オムライスなどの洋食メニューは、見た目にも美しく、まさに“温泉で食す”という新たな食文化の体現。中でも、竹田産のサフランや温泉パプリカを使った「パエリア」は、桑島さんの経験が詰まった一皿。地熱と炭酸泉が育んだこの土地ならではの味覚です。

「炭酸温泉パエリアのオムレツ」1400円(サラダセット+300円)

この日は「炭酸温泉パエリアのオムレツ」をオーダー。竹田のトマト、サフラン、米、九重の温泉パプリカを使用し、『ラムネ温泉』で炊いたパエリアに稀少な「岡崎おうはん」の卵、竹田のトマトのデミグラスソースで仕上げた手間暇かかる一皿です。とろけるようにやわらかな「岡崎おうはん」の卵が、炭酸泉で炊き上げたパエリアをふんわりと包み込み、ひと口ごとに竹田の恵みが広がる贅沢な味わい。サフランの香りとトマトの酸味、デミグラスのコクが絶妙に調和し、まさに“竹田を味わう一皿”です。

2.音と器が紡ぐ、特別な時間 温泉で染める、器と音の物語

一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れてくれます

パートナーは陶芸家でレコード収集家の甲斐哲哉さん。長湯に居を構えて創作活動を行う彼は、自ら手掛ける「温泉染めマグカップ」も店内で提供しています。長湯の炭酸泉で染め上げられた陶器は、ひとつとして同じ色はなく、温泉の神秘を映したような個性的な美しさを放っています。

甲斐さんお手製のカップとソーサーでいただく

また、珈琲にも特別なこだわりがあります。使っているのは「地熱珈琲。コーヒーは2種類あり、水はラムネ温泉と竹田の湧水でそれぞれ淹れてくれます。わいた温泉郷の地熱蒸気で生豆を丁寧に洗い、蒸し上げてから焙煎する独自の製法で、雑味が少なく、すっきりとした飲み口。飲み比べもおすすめです。

音楽好きにはたまらないのが、店内に並ぶアナログレコード!スピーカーから流れる古き良き名曲たちが、心地よく空間を包み込みます。本を片手に珈琲をすすり、川のせせらぎとともに音楽に身を委ねる—そんな贅沢な時間がここには流れています。

夜はバーとしても営業

3.自然と文化が交差する空間、湯けむりに包まれる癒しの隠れ家

クラシカルな落ち着いた雰囲気の店内

『喫泡うたかた』は、長湯温泉のメインストリート沿いに位置し、川に面した開放的なテラス席も完備。湯上がりにビールやスイーツを味わいながら、風に吹かれてゆっくりと過ごすのもおすすめです。木のぬくもりに包まれたクラシカルな内装と、蔵書の並ぶ落ち着いた空間は、大人の隠れ家そのもの。 昼はカフェとして、夜はバーとして。 旅人と町人が交わる場所。 ここでしか味わえない「温泉を食べる」という体験を、ぜひ一度体験してみて。

喫泡うたかた (きっぽううたかた)
住所:竹田市直入町長湯7993-2
電話: 0974-75-2272
営業時間:11:00~16:00(LO15:00)/18:00~22:00(フードLO20:00)
定休日:月・火曜 ※その他臨時休業あり
駐車場:あり
HP: https://www.instagram.com/kippo.utakata.spa.nagayu
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