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焼肉店の中にコーヒースタンド!?未知なる野菜“ルバーブ”を食す
九州横断道路からほど近く、自然に囲まれたログハウス調の建物。品質のいい黒毛和牛を扱う焼肉店『BEST WAGYU EVER 花鳥使』の店内に新設されたのが『KACHOSHI RHUBARB FIELDS』です。
本業は焼肉店なのでテイクアウト中心になりますが、時間によってはゆとりのある店内や緑溢れるテラス席でイートインも可能だそう。こちらのお店では厳選されたスペシャルティコーヒーや、自然農法で自家栽培したルバーブのソフトクリーム、ジャムやコンポートを使ったドリンクが楽しめます。
そもそも皆さん、“ルバーブ”ってご存じでしょうか?
シベリア原産のタデ科の植物であまり馴染みのないこの野菜、実は食物繊維やカリウム、アントシアニンなどの栄養素が豊富に含まれていて、美や健康を保つのにうってつけ!便秘改善や美肌、むくみ解消などさまざまな効果が期待できるのだとか。※食べ過ぎは禁物
そのままかじると酸味や渋みが強いのでジャムやコンポートに加工するのが一般的な食べ方。まずはメニューにあるルバーブ商品から、定番の「盛モリ ルバーブヨーグルト」からいただきます。
ルバーブ自体に酸味があるので、まろやかな自家製カスピ海ヨーグルトと合わせることでやさしい味わいに。木苺のような風味のジャムとも相性抜群で、大きなコンポートとコーンフレークも食感のアクセントになっています。
対して「ぴゅあぴゅあ ルバーブソーダ」は、梅スカッシュのような清涼感。天気のいい日に屋外でゴクゴク飲みたい味わい。この日は肌寒く生憎の雨でしたが、それでもうまい!使用しているジャムは同じものなのに、全く違う表情を見せてくるルバーブ、恐るべし。
コーヒーも忘れてはいけません。自家焙煎したマンデリンやモカなど6種類の豆がそろいます。この店の面白いところは、メニューが銘柄ではなく淹れ方で分かれているところ! マシーンドリップの「心(ここ)ふるコーヒー」、ハンドドリップの「感(かま)けるコーヒー」、体験型の「五感deコーヒー」の3種類があります。
「五感deコーヒー」は、必要な機材一式がそろった2杯分のセルフドリップコーヒー。ミルで豆を挽くところから始まり、九重の大自然に囲まれて抽出されるのを待つ贅沢なひととき。ある意味コーヒー好きにはたまらないメニューかもしれません!規定量のお湯を一気に注ぎ、時間をおいてスイッチを入れるだけの浸漬式のドリッパーを使うので、初心者でも気軽においしいコーヒーを淹れられます。
カウンター右側のショーケースには世界各国のクラフトビールが60種類以上。焼き肉と一緒に注文して好みのものを見つけてもらいたいと、すべて一律715円で提供されているんです。ほかにも試飲して選べるコーヒー豆や、お土産にもピッタリな「ルバーブジャム」の販売も!
いざ突撃してみると、個性的なメニュー名もさることながら、焼き肉、ルバーブ、コーヒー、クラフトビールと多趣味なラインアップに驚きます。子どもはソフトクリームを食べ親はビールを飲んでまったり過ごしたり、タデ原湿原からも近い好立地なので、テイクアウトして自然を満喫したり…。楽しみ方が無限大のお店です。
大分/九重町/大分カフェ/ルバーブ/デザート/おでかけ連載/高原ドライブ/やまなみハイウェイ
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