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【部下を持つ上司必見!】ある日、突然上司になったら・・・ 知っておきたいこれからの上司像
この記事の目次
●「イクボス」ってなに?上司もアップデートが求められている!
みなさん、「イクボス」ってご存じですか?「イクメン」じゃなくて「イクボス」。これって「育児に理解のあるボス(管理職)」というところから生まれた造語なんです。ここから派生して育児だけでなく、共働き、介護、けが・病気、プライベートの充実など、女性だけ、限られた方だけでなくだれもが直面する場面に対応し、ワークライフバランスの推進に向けて「組織を育(イク)てる上司(ボス)」をイクボスと呼び、このようなイクボスを増やす取り組みが進められています。労働人口が減少していく中、働きやすい環境を作り、結果を出す組織を実現するため、具体的な行動や目標を宣言して周囲に示すことでその一歩を踏み出そうという取り組みです。
とはいっても、どんなことから始めたらいいのか分からない! という上司や管理職の方におすすめなのが11月30日にオンラインで開催される「イクボスセミナー」です。“元祖イクボス”との異名を持つ川島高之氏が登壇し、「これからの上司像」についてお話します。現在、「NPO法人ファザーリング・ジャパン」理事でもある川島氏は、上場会社の社長時代、働き方改革により3年間で利益8割増、株価2倍、残業1/4にしたというスゴイ経歴の持ち主。実績が伴っているから説得力もハンパない! 「24時間働けますか」で育ってきた上司世代の意識を変えてくれるヒントやキーワードが得られるのではないでしょうか?
<イクボス宣言についてもっと知りたい方はこちら>
https://oita-ikuboss.com/
●イクボスセミナー上司編「元祖イクボスが語る、これからの上司像」
場所:オンラインセミナー(YouTube配信)
※申込書に記載いただいたメールアドレスに前日までに視聴URLをお送りします。
主催:大分県問い合わせ/(公財)ハイパーネットワーク社会研究所(担当:小山)
TEL : 097-537-8180 / FAX : 097-537-8820
<申し込みフォーム>
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSczIk5Z_YSqBRzpIdX1y-9PfJw5sgDSOjtQVgHxzS3QPCj0ow/viewform
■講師紹介■
NPO法人ファザーリング・ジャパン理事
川島 高之(かわしま たかゆき)
1987年に慶応大学卒、三井物産に入社。上場会社の社長時代、働き方改革により3 年間で利益8割増、株価2倍に。ファザーリング・ジャパン理事、内閣府や文科省の委員を歴任。家事や育児(Life)、会社社長や商社勤務(Work)、PTA や NPO (Social)の3つの経験を融合した講演が年200回以上。元祖イクボスとして NHK「クローズアップ現代」で特集され、アエラ「日本を突破する100 人」に選出。著書「いつまでも会社があると思うなよ」、「職場のムダ取り教科書」。
労働人口が減少する中で、人材を確保しながら業績を上げるためには、男女が共に活躍できる職場づくりが必要です。すでに、ワークライフバランスを福利厚生ではなく経営戦略として位置付ける企業が増加し、就職を考える学生からのニーズも年々高まってきています。
当セミナーでは、人口減少の中でワークライフバランスを推進する理由や、経営者および管理職として意識すべきこと、働く社員自身が考えるべきことについて、解説いたします。
<イクボスセミナーの詳細は>
https://oita-ikuboss.com/information/
●ワークライフバランスは福利厚生ではなく成長戦略!「イクボス宣言」で上司が変わる?
若い人たちの就職先の条件として、給与や事業内容はもとより、ワークライフバランスを重要視する傾向が高まっています。優秀な人材確保のためにも、ワークライフバランスを福利厚生でなく成長戦略ととらえ、働きやすい環境づくりを整えていくことが求められているのです。経営者、管理者自身が「自分たちの時はこうだった」という意識をいかに払しょくできるか、それに打ち勝ってどんどん新しい意見や流れを取り込んでいくことができるかが改善の第一歩かもしれませんね。
「イクボス宣言」をしたからといってすぐには実現しないこともあると思いますし、宣言通りに進まなかったと言って罰則があるわけでもありません。しかし、宣言し、紙に書き出し、文字にすることで思いの解像度は上がります。会社のなかで上司と部下が思いや目標を明言化し、共有することがスタートです。信だったら「天下の大将軍になる!」、ルフィだったら「海賊王におれはなる‼」ということですね(そんなに大きくなくていいです)。
「NPO法人ファザーリング・ジャパン」が定めたイクボスに取り組む際の行動指針「イクボス10ヶ条」のなかに「隗(かい)からはじめよ」という言葉があるのですが、これはまずできることから身近なところからという意味です。
「うちの会社じゃ無理だよ」「うちの業務内容だと厳しい」とかおっしゃらず、できることから始めていくこと。まずは気負わず、宣言することでマインドセットを変えてみませんか?
「NPO法人ファザーリング・ジャパン」が定めたイクボスに取り組む際の行動指針を、「イクボス10ヶ条」と呼びます。イクボス10か条①理解
子育てに深く理解があり、部下や従業員が育児に積極的に参加することにも理解を示すことです。ここでのポイントは、現代の子育てについての理解です。自身の持論ではなく、時代の変化に沿った子育てについて把握することもイクボスの重要な責務です。イクボス10か条②ダイバーシティ
育児や介護など、生活の事項を優先する従業員に対して冷遇や差別をせず、ダイバーシティな経営を心掛けることが重要です。その死兄は、育児や介護を行っていない社員にも負担にならないよう、業務のバランスを見極めることの大事になります。
イクボス10か条③知識
ここでの知識とは、社内の規定に関する知識を指します。企業における育休、産休、さらには介護休暇など、さまざまな制度について把握と理解が重要なポイントになります。
イクボス10か条④組織浸透
イクボスとなるには、自身の管轄する部署の従業員や部下にも育児への参加の意識を浸透させることが大事です。日頃から育児や介護などに理解を示し、部内の空気を整備することもイクボスの役割となります。
イクボス10か条⑤配慮
出張や転勤など、従業員の育児における環境などには最大限の配慮をすることもイクボスの責務です。また、育児をしている従業員に負担が偏らないよう、全体的なバランスを見極めることも重要になります。
イクボス10か条⑥業務
育休や産休などで従業員に欠員が出ても、業務に柔軟に対応できるようなシステムの構築もイクボスの重要な役割です。チームの育成をはじめ、クラウドの活用や、適したツールの活用など、さまざまな策を講じましょう。
イクボス10か条⑦時間捻出
従業員や部下が仕事や育児に専念できるよう、無駄な時間はとことん削減しましょう。会議の簡略化や、書類の作成など、時間短縮や業務効率の見直しをすることが重要になります。
イクボス10か条⑧提言
提言とは、自身の部署において育児と業務を両立させた取り組みを行っていることを周知することです。企業内では人事部をはじめ、下記部署などに周知。また、対外メディアなどにも積極的にPRすることで、よりイクボス制度の定着につながることでしょう。
イクボス10か条⑨有言実行
イクボスの導入において業務効率がアップした場合は、周囲にその効果を積極的に周知しましょう。有言実行になることこそが、イクボスの普及に大きく貢献します。
イクボス10か条⑩隗より始めよ
まずイクボスになる前に、自身のワークライフバランを見直すことから始めましょう。自身が率先して行動に移すことによって、部下の手本となることでしょう。
■イクボス宣言したい企業様はこちら
https://oita-ikuboss.com/signup/
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