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【駅から徒歩10分圏内のグルメ旅!-牧駅編③-】老舗花屋の新設カフェでまごころ満点のご飯を味わう
今回は、JR牧駅より“徒歩旅”スタート。
駅を背にして県道685号へ進めば、道路向かいに『花の店とがわ』があります。今回の目的地は、花屋の2階にある『Cafe ALice(カフェアリス)』。ここまで徒歩約3分で到着です。
カフェへの階段には所狭しと商品の観葉植物が並び、店内にも生花やドライフラワーなどさまざま飾られていて、癒やされる空間が広がっています。カフェを営むのは、「日本フラワーデザイナー協会」の本部講師を務めるなどフローリストとしても活躍している戸川ちとせさん。お店でのフラワースクールの講師も担い、生徒さんが作った作品を飾ることもあるそうです。
元々は花屋の社員食堂として手料理を振る舞っている中で、昨年10月末にカフェとしてオープンすることに決めたのだとか。13時を区切りに予約制のランチとおやつの2部制に分かれていますが、今回は特別にどちらもいただきました(欲張り!)。
一汁三菜の和食の内容は毎日異なり、自身の畑や県産の旬野菜を多く取り入れながら、お肉は鶏肉を中心に、魚は栄養価を考慮した種類に…と食材選びにも注力しています。「心と体の健康を気遣う」という理念のもと、消化のいい食材を組み合わせるほか、食材を余すところなく使う“一物全体食”を意識して作っているのだとか。例えば、キャベツだと葉の部分は主菜のロールキャベツに、芯の部分は副菜のぬか漬けに使うなど。野菜の栄養がしっかりとれるのもうれしいですね。
鶏肉のパテに大豆を加えたレンコンの挟み焼き、海苔の風味が香るモッチリとした食感のポテトサラダなど、揚げ物はなく、焼く・蒸す・煮る調理法がメイン。具だくさんのスープもこの時期にはありがたい…!そして、全ての料理に化学調味料と砂糖を一切使わず、食材本来の甘みとみりんやオリゴ糖など代用の調味料で味付けしているのも特徴。どの料理も薄味が基本ながら、塩味・甘味などがしっかりと感じられるのにも驚きです。ランチは予約制で、電話またはインスタグラムで2日前までに連絡をしましょう。
13時からのおやつもまた、素材を生かした素朴な味が楽しめます。お団子はメニュー名の通り、サツマイモとクランベリーだけで作っていて、甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。高純度油脂のギーオイルで焼き上げる焼きりんごは、シナモンの香りと酸味が効いて、さっぱりとした豆乳アイスとも相性抜群。甘さが足りない時はメープルシロップやハチミツ(+各200円)をトッピングするのもアリです。ドリンクも健康を意識したラインアップで、中でも「レモングラス緑茶」は自身の畑で栽培するレモングラスを使用したオススメの1杯。
ほか、木曜は『8mugi』のパヌレ(カヌレ型のパイ)といった焼き菓子、金曜は『nicoドーナツ』の大豆ドーナツ、土曜は『ノマディキッチン』の米粉のシフォンケーキやロールケーキ、オートミールクッキーなど、委託のおやつも楽しめます。どれも戸川さんがおいしいと思ったものや、カラダにやさしい素材で作られたものばかり。
「提供するのは、特別な“ハレの日”のご飯ではなくて、日常の“ケの日”のご飯。普段のご飯を健康的に食べてもらえたら」。出来たてのものを温かくおいしく食べてほしい、そんな思いを込めて、日々厨房で手料理を作っている戸川さん。人柄を表すかのような穏やかな時間が流れる『Cafe ALice』で、ゆっくりとしたひとときを過ごしませんか?帰りには『花の店とがわ』の季節のお花を手に取ってみてくださいね。
電話:090-4776-9385、097-558-8710(花の店とがわ直通)
営業時間:ランチ11:30~13:00※予約制/カフェ13:00~16:30
定休日:日~火曜
駐車場:10台
HP:https://www.instagram.com/chi_cafealice/
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