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今回は、JR古国府駅より“徒歩旅”スタート。

JR古国府駅

古国府駅を出て大通りに向かって進む途中までのルートは、過去の駅近グルメ-古国府駅編②-をチェック
⇒https://www.oitadrip.jp/topics/ekichikagurume15/

“古国府駅四丁目1”と“古国府駅四丁目2”の街区表示板を挟んだ小道を進みます

大分バスの古国府循環線が通る道路へ出たら右折。すぐ左手に見えてくる反対側の小道を道なりに進みながら、『業務スーパー古国府店』を目指して向かいましょう。

駐車場は店から徒歩約1分の場所に完備

この真っ白い建物が本日の目的地

駐車場が見えてくるので、通り過ぎてすぐ右手にある小道を曲がれば、真っ白な建物が見えてきます。外観からは窓ひとつ見えない、看板がないと見過ごしてしまいそうなほどひっそりと佇むこの建物こそ、今回の目的地のカフェ『Remplir（ランプリール）』とアパレルショップ『Gentiljour（ジャンティジュール）』。ここまで約10分で到着です。
「すべてにワクワクを感じてもらえたら」との思いから、外観の扉を開けて店内に入るまでのアプローチは、その先に何があるのかドキドキさせてくれる空間です。カフェは2月1日にグランドオープンしたばかり。まずはランチをいただくことにしましょう。

「おにぎりset」アイス・ドリンク付き1650円

「お待たせしました」の声に振り向くと、スタッフの手には木箱のケースが。一般的にショーケースとして使用することが多い木箱で提供するという、このユニークさが素敵です。ふたを開けると、おにぎりと具だくさんの豚汁、小鉢、漬物と、栄養面も加味した和定食スタイルの献立が並びます。

小鉢とおにぎりの具材は週替わりで登場

おにぎりの具材は珍しい組み合わせ、いわゆる“変わり種”がコンセプトで、この日の具材は大葉めんたいとネギみそ。大葉めんたいは辛さ控えめのめんたいこと大葉の風味が相性抜群で食べやすい味付け、ネギみそは濃厚な香りに食欲がそそります。

「バターチキンカレーset」1650円。サラダ・アイス・ドリンク付き

フードメニューで見逃せないのが、東京都の神楽坂に店を構える、焼き鳥と串天の『和桜』の料理長が提供していたメニューの直伝を受けたという「バターチキンカレー」です。バターの香り高い風味が特徴で、ヨーグルトに漬け込んだしっとりと柔らかな鶏肉、タマネギ、シメジと厳選された具材が味わい深い一皿。たっぷりのバターのおかげか、ほんのりと甘みも感じられます。
食後のバニラアイスは濃厚ながらもさっぱりとした後味で、ドリンクはコーヒーやアールグレイ、ソフトドリンク、シェーカーで作る本格派のラッシーなどから選べます。ガトーショコラなどのケーキとアイス、ドリンクがセットになったスイーツセットもあり、新メニューの開発にも力を入れているそうなので、今後の展開にも期待大です。

店内はゆとりのある配席でオシャレな空間が広がります

新店ながら経年劣化を感じさせる風合いのテーブルや、テイストの異なるイス、ダイヤル式の黒電話など、家具にもこだわりが垣間見えます。外観からは全く見えないものの、ちょっとしたテラスも備えていて、窓からの日差しも心地よく感じます。

レディースとキッズを中心に展開するセレクトショップ

カフェの2階にあるのは、アパレルショップ『Gentiljour（ジャンティジュール）』。珍しいブランドの取り扱いも多く、どれも素材や着心地感などにこだわった、シンプルで長く愛用できる洋服をセレクトしています。靴下やバッグなどの小物雑貨も多数そろうほか、韓国キッズ服も徐々に取りそろえていく予定とのこと。一角にあるウォークインクローゼットのような扉の中にも、ファッションの主役になりそうなトートバッグなどが展開されていて、見ているだけでも楽しくなるものばかりです。また、以前より好評だった「クッキー缶」と「クッキー瓶」は、3月より1階で1枚単位での購入が可能に。クッキーファンにもうれしいニュースですね。

人気シリーズの「MarchAprilMay」のリネントートバッグMサイズ8800円、Lサイズ9900円

元々は同じく古国府内に店を構えていましたが、昨年12月にこの場所へ移転。それを機に、アパレル歴20年以上のオーナーがカフェ併設のアパレルショップを立ち上げようと決意してオープンしたのが、カフェ誕生のきっかけと教えてくれました。フランス語の造語で“やさしい日々”という意味を持つ『Gentiljour』と、“満たす”という意味を持つ『Remplir』。日常の中に少しだけ心地いい空間があって、その中でやさしい日々を過ごせて、心が満たされる場所でありたいと願うここは、いい意味で普通のアパレルショップでもなく、普通のカフェでもない、異色の雰囲気が実に魅力的です。買い物ついでにカフェでひと息もよし、ランチが目的で食後にショップをのぞいてみるのもよし、思い思いの過ごし方で立ち寄りたくなる場所です。

Remplir（ランプリール）／Gentiljour（ジャンティジュール）

住所：大分市古国府4-7-7
電話：097-594-6070（Remplir直通）／097-574-7675（Gentiljour直通）
営業時間：11:00～17:00
定休日：不定
駐車場：7台
Remplir HP：https://www.instagram.com/remplir_cafe/
Gentiljour HP：https://www.instagram.com/gentiljour/

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