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【駅から徒歩10分圏内のグルメ旅！－鶴崎駅編②－】カラフルな断面にうっとり♪美しさと味を兼ね備えたわんぱくサンド
今回は、JR鶴崎駅より“徒歩旅”スタート。
JR鶴崎駅を出て、森町バイパス方面へ
駅を背に国道197号の信号を渡り、別保橋へと向かいます。まっすぐ進むこと約10分、道路沿いに今回の目的地の赤い看板が見えてきますよ。
店の外観
今回訪れたのは、1カ月前にオープンした『チャクミー』。サンドイッチの自動販売機があることで有名な今津留店に続く2号店です。グレーを基調としたスタイリッシュな外観に、赤色の店名ロゴと扉が目を引きますが、何といっても珍しいのがこちら。
道路からドライブスルーまでの導線がスムーズになるよう計算されています
なんと、サンドイッチのテイクアウト専門店ながらドライブスルーができるんです。2号店を構えるにあたって、天候に左右されることなく、また小さなお子さん連れでも気軽に利用しやすいようにと、ドライブスルーができる広々とした土地が必須条件だったとか。注文後はドライブスルー優先の駐車場で待つだけなのもうれしいサービスです。
とはいえ、今回は徒歩旅。今注目のおすすめサンドを持ち帰ることにしましょう。
「スペシャルミックス」1134円。ボリューム満点でおなかいっぱいになりますよ
野菜系とフルーツ系を両方食べてみたい人に人気なのが、この「スペシャルミックス」。過去には「惣菜・べんとうグランプリ2019」で全国各地からさまざまな店が集うなか、金賞を受賞した経歴も。具材の内容は決まっていて、この日は「たまごサンド」、「ベーコンジェノベーゼサンド」、「フルーツミックスサンド」の３種類がラインアップ。特に「ベーコンジェノベーゼサンド」は、あふれんばかりのレタスやトマト、ニンジンなどが合わさり、まるでサラダを食べているかのような感覚です。甘さ控えめに仕上げた、マスカルポーネチーズと鹿児島産生クリームを配合した自家製クリームと、フルーツのフレッシュさが好相性のフルーツサンドも人気が高く、今の季節はイチゴや安納芋などがそろっています。
おやつコッペ「あんこバター」378円、「ラグビーポテト」7個入り324円
コッペパンにあんこやハチミツ、ジャムなどをはさんだサンドは、その名の通りおやつ感覚で食べられる軽やかさが決め手。甘すぎない素朴な味わいのあんこと、クリーミーなバターのバランスがちょうどいい「あんこバター」は不動の人気メニューだとか。
そして、サンドやコッペのおともにしたいサイドメニューが森町店限定で登場しました。ラグビーボールに見立てた楕円形のポテトは、中はマッシュ状になっていてなめらかな舌触り、外はカリッと揚がっている、この食感がやみつきに。カップ入りなのでちょいパクにぴったりです。
メニュー表はこちら
サンドする具材も魅力的ですが、その味をいかしているのはもちろんパン生地。水分量が多く、もちもちとした食感が特徴で、実に4日間かけて生地を作り上げているといいます。「食パンとコッペパンの2種類だから、ここまで時間をかけて作り上げています。よりよくなるよう、2014年の創業以来、レシピは常に改良中です」と話す、オーナーの姫野佳克さん。コッペパンは約200個、食パンは3斤分を約50本、姫野さんが１人で焼き上げています。パンも具材も「おいしい」が基準といい、気に入ったものがなければ手作りして納得のいくおいしさを見いだす姿勢は、まさに研究家です。
店内は木材を随所にあしらった温かみのある空間
タッチパネルで注文を受け付け
ショーケースにもサンドイッチが並びます
サンドイッチは注文ごとに手作りしていますが、ハーフサイズやフルーツサンドはショーケースにも用意しているので、お急ぎのときはおすすめ。自分好みにカスタマイズしたい場合は、具材とソースが選べるレギュラーサイズのサンドやコッペサンドを選んでみて。注文後は、店内のベンチに腰掛けてゆっくりと待てますよ。ちなみに予約は平日のみ、現在は店頭受付のみとなるのでご注意を。
取材中に届いたショッパーは、今津留店のロゴと同じく鮮やかなブルーが素敵！
店内やインテリア、包装に至るまで、随所にかわいらしさを取り入れていて、何度も訪れたくなる魅力が詰まっています。今後の展開を尋ねてみると、すでに構想済みで徐々に実行に移していきたいとのこと。第二章が始まったばかりの『チャクミー』に目が離せません！
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ドリップ編集部 
ハダ