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【駅から徒歩10分圏内のグルメ旅！－大分駅編⑤－】宇佐育ちのネギワールドへようこそ。ネギのおいしさを再発見！
今回は、JR大分駅府内中央口(北口)より“徒歩旅”スタート。
JR大分駅府内中央口(北口)。2月中旬までイルミネーション点灯が開催されているので、眺めながらの徒歩旅はこの季節の特権です
セントポルタ中央町やガレリア竹町のアーケード商店街を通過してもOKですが、今回は国道10号を進みます。中央町三丁目の信号を右折し、ガレリア竹町のアーケード入り口を通過すれば、今回の目的地が右手に見えてきます。
ネギのイラストをあしらった店の外観
歩くこと約10分で『鉄板バル 葱屋 大分竹町店』に到着です。入り口前のタペストリーからすでに食欲をそそられるこちらは、ネギ料理の専門店。宇佐市内の自社農園『葱屋おおくぼ』でブランド小ネギ「大分味一ねぎ」の生産を手掛ける一方、「ネギのおいしさをもっとたくさんの人に知ってほしい」という思いから、宇佐神宮の仲見世通りと四日市に直営店を開業。そして同市を飛び出し、大分市にも店を構えて以来、老若男女問わず人気を集めています。
「ねぎ焼き」のメニュー表
「ねぎ焼き」と「ねぎしゃぶ」の二大看板をはじめ、おつまみ、ごはん、麺など、メニューはどれもネギ尽くし。「ねぎ焼き」は、チーズやもち、牛スジなどのトッピングで好みのカスタマイズができます。ソース味だけでなく、しょう油味や杵築市の『農園きや』が有機肥料で育てる「べっぴんレモン」を使った塩レモン味もあり、ベースの味からどれにするか迷うところ。ここは、店長のオススメをいただくことにしましょう。
「ブタねぎ焼き」800円＋トッピング「チーズ」150円
お好み焼き風に薄く伸ばした生地に合わせるネギは、なんと1枚に1束分も使用！粗めに刻んだものと、長めに刻んだものを混ぜていて、歯ごたえの良さに加え、かむほどに感じられるネギの甘みがたまりません。ネギはビタミンＣやβカロテンなどを豊富に含む、美肌や健康にも一役かってくれる野菜。そんなネギを余すところなく堪能できる一品です。
たっぷりとかかったソースとマヨネーズが、いっそう食欲を誘います
粉もの大好きな私は、ソースもマヨネーズもたっぷり派。豚バラ肉の旨みとチーズの香ばしさも相まって、箸が止まらなくなるほど。組み合わせ次第でさまざまな味が楽しめるのもここならではです。寒くなるこの季節は、もうひとつの看板メニュー「ねぎしゃぶ」2600円(2人前～)がおすすめ。ネギと豚肉、野菜、豆腐をしゃぶしゃぶで味わえ、1人からでも楽しんでほしいという思いから「お１人様ねぎしゃぶ」1410円も用意しています。
「牛スジ煮込み」600円。もはや牛スジが見えない…！
豚の脂身とネギが実に好相性な「肉巻きねぎ」580円
お酒のアテにもなりそうな一品料理も見逃せません。「牛スジ煮込み」は、数時間かけてトロットロに煮込んだ豊後牛のスジ肉の上に、色鮮やかなネギをたっぷりとトッピング。一味唐辛子のピリッとした辛みがアクセントで、生のネギ特有のみずみずしい食感が味わえます。「肉巻きねぎ」は、長く切ったネギを豚バラ肉で巻き、鉄板で蒸し焼きにすることで、豚肉の香ばしさと柔らかさにネギのシャキシャキさが合わさり、“うまい！”の一言に尽きます。バラエティーに富んだ一品料理がそろうのは、ネギのおいしさを知り尽くしているネギ農家だからこそ。
料理のほとんどを店長の大窪さんが作ります
そんな店を切り盛りするのは、弾けるような笑顔が印象的な店長・大窪美海さん。ネギは毎週大窪さん自ら実家に受け取りに行きます。「丹精込めて育てたネギを、生でも、焼きでも、ゆでてでも、さまざまな食べ方で楽しんでほしいです」といい、ネギ料理と一緒に味わってほしいと地元・宇佐の地酒も豊富に取りそろえています。
店内の壁にも実はネギが潜んでいます。ぜひ探してみて
自家製ネギをたっぷり練り込んだ「ねぎ味噌」。甘めのグリーンと、赤唐辛子入りのレッド各540円、肉みそのブラック648円の3種類。3個で1500円とお得なサービスも
鉄板で焼き上げる姿をかぶり付きで眺められるカウンター席、ロールカーテンで仕切られたテーブル席と座敷席もあり、女性１人でもグループでもシーンに合わせて利用しやすいのがうれしい限り。忘新年会シーズンにかけて席が混み合うこともあるので電話予約が確実です。今年最後の“徒歩旅”、ぜひネギを主役に地酒を一杯嗜んでみてはいかがですか？
電話：080-8550-6981
営業時間：17:00～23:00(LO22:00)、日曜～22:00(LO21:00)
定休日：月・火曜
駐車場：なし
HP：https://www.instagram.com/negiya_takemati/
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ドリップ編集部 
ハダ