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【駅から徒歩10分圏内のグルメ旅!-坂ノ市駅編②-】お米のパン屋さんが誕生。ワンコインから楽しめるモーニングも必食
今回は、JR坂ノ市駅より“徒歩旅”スタート。
駅を出て県道38号を直進すると、右手に黄色いのぼりが見えてきます。こののぼりこそ、店の場所の目印です。
今回の目的地『グルテンフリー米粉パン専門店 ちゃびのパン工房』まで徒歩約5分で到着です。この店名に聞き覚えのある人もいるのでは。『ちゃびのパン工房』は、約3年前より移動販売車で活動していて、この夏に実店舗のオープンに至ったパン屋なんです。黄色のミニバンをトレードマークに、のぼりを作ったそうですよ。
店名の通り、ここは米粉パン専門店。全ての生地が小麦粉、卵、バターや牛乳など乳製品不使用の完全グルテンフリーで、店主・工藤祐輔さんの地元・丹生産の米を使ったパンがそろいます。「アレルギーの有無にかかわらず、大人から子どもまで安心して食べられるパン」を心掛け、素材はもちろん、味の種類もさまざまに用意しています。
グルテンフリー=小麦タンパクを摂取しない食生活は、体や肌の不調が軽減されたり、ダイエット効果が期待できたりと話題なので、ひそかに気になっていた私。開店から10時まで「モーニングセット」があると聞き、最近ハマっている“朝活”を兼ねて訪れました。
モーニングは全3種類で、各種パンとコーヒー(ホット・アイス)、ソイラテ(ホット・アイス)、アップルビネガー(アイス)のドリンクが選べるセットになっています。店内限定の「モーニングA」は「もっちり食パン」1枚とドリンクで、なんとワンコインの500円。
「モーニングB」は店でも人気が高い「米粉の生ドーナツ」単品価格300~330円のプレーン、有機チョコ、黒糖、抹茶、ジンジャーの中から1個選べます。王道のプレーンはお米の自然な甘さが口いっぱいに広がり、しっとりとした口当たりにお米特有のモチッとした食感も相まった一品。この食感、クセになりそう。
「モーニングC」は「米粉のマフィン」単品価格360~390円のプレーン、有機チョコ、抹茶あずき、オレンジの中から1個選べます。抹茶あずきは風味をしっかりと感じられて味わい深く、一見小ぶりに見えるものの、米粉とあってずっしりとした食べごたえ。次来たときはどれを食べよう?と食べている最中から考えてしまうほど (よくばり!笑)、満足感がありました。どのモーニングセットも通常価格より100円以上お得に食べられるのが魅力です。
「お米に合う具材をそろえています」と話す工藤さん。「カレーパン」300円、「キムチパン」350円、ウインナー入りの「米粉のエピ」390円など、おかず系がそろうのにも納得です。総菜系は今後種類を増やしていく予定なのだとか。
スイーツ系で人気の「米粉のカヌレ」プレーン280円、有機チョコ330円は、外はカリッと中はもっちりとした食感を生かしつつ、ラム酒不使用なので子どもにも人気があるそう。一方、「米粉のワッフル」プレーン280円、有機チョコ360円は、薄めの生地なのでさっくりとした味わい。
店内とテラス席にイートインスペースを設けているので、モーニングを楽しんだ後は、おやつに、次の日の朝ごはんにお気に入りの米粉パンを持ち帰って味わいましょう。自宅で食べるなら、電子レンジで温めるとふわふわ、トースターで温めるとさっくり、違った食感を楽しめるのでぜひお試しを。
コーヒーへのこだわりもひとしおで、焙煎士をしている店主妹が手掛ける「浦野珈琲」の豆を使用しています。スッキリとした味わいが米粉パンと好相性。ドリップパックも販売しているので、自宅でのパンのおともにおすすめです。
小さい頃から丹生米を食べて育ったことから、いつか自分の店を開くなら米粉を使ったパンと決め、今では米の製粉からパン作りまで1人で行う工藤さん。夢は地元の丹生でパン屋さんをオープンすることで、2号店を開くなら次こそ丹生に!と、物腰柔らかな笑顔で熱い意気込みを話してくれました。工藤さんの人柄こそ、オープンして間もないながら、ファンが訪れる理由かもしれません。
なお、移動販売車のミニバンは今なお健在。イベント出店による臨時休業の詳細はインスタグラムで確認を。あなたの町に訪れるかもしれませんよ?
電話:097-507-6507
営業時間:8:00~18:00※売り切れ次第終了
定休日:水曜、ほか不定休あり
駐車場:8台
HP:https://www.instagram.com/chabinopan/
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