大分のおいしいネタ、抽出しました。

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1.伝統を継承し、刷新する女性竹藝家によるプロダクト/MIKAI BAMBOO

「カラフル四海波(しかいなみ)かご」各6600円

四方向から打ち寄せる、波のような曲線が優美な竹籠。伝統的な籠網技法から生まれるこちらは「四海波(しかいなみ)かご」と呼ばれるもので、過去にも多くの竹工芸の名工が作品を手掛けてきました。そんな中、オーソドックスな四海波かごに色をのせ、竹によるしなやかな弧の美しさを際立たせているのが、世界初の竹によるアクセサリーブランド「MIKAI BAMBOO」を主宰する竹藝家の麻生あかりさん。染色後に漆で仕上げた竹ひごは色合いによってさまざまな個性があり、組み合わせによっても異なる表情を見せます。

「BAMBOO BROOCH」4400円。デザイン性の高いアクセサリーは眺めているだけで幸せな気分に

竹藝家の麻生あかりさん。「昔からあるものを少しでも発展させる。その工夫が先人に対する敬意だとも考えています

ワークショップなどの情報はInstagramで@mikaibambooをチェック

作品:MIKAI BAMBOO
HP:https://mikaibamboo.com/

購入場所:loopthings(ループシングス)
住所:速見郡日出町豊岡337-1 2F
電話:0977-75-9750
営業時間:12:00~18:00
定休日:水曜、ほか不定休あり
駐車場:2台
HP:https://loop-things.com/

2.国東半島が誇る伝統技術をそっとそばに…/七島藺工房 ななつむぎ

「飾りマット」2090円。同じデザインは1枚としてない

かつては国東半島の主要産業として親しまれた七島藺(しちとうい)。しかし栽培の難しさなどを背景に、その生産量は徐々に減少しているとか。そんな中、さまざまな出会いに導かれ、2013年から七島藺と向き合う日々を送る岩切千佳さん。従来の伝統工芸品はもちろん、手頃な価格の小物からアクセサリーまで幅広い作品を手掛けます。写真の「飾りマット」は、繊細な織り目とカラフルな飾り糸の配色が個性的な1枚。日本の文化を想起させる香りと伝統技術が美しい作品は、ランチョンマットや掛けカバーとしてどうぞ。

「鍋敷」3080円〜、「ボトルケース」2750円〜、「美山河(ミサンガ)」1080円〜など

「七島藺は生もの」という考えから、受注制作を中心に活動する岩切千佳さん

台所用品や季節もののお飾りなど、この場所から数多くの作品が生まれていく

作品:七島藺(しちとうい)工房 ななつむぎ
HP:https://www.instagram.com/shichitoui_nanatsumugi/
メール:nanatumugi710@gmail.com

購入場所:大分空港 空の駅 旅人(たびと)
住所:国東市安岐町下原13 大分空港2F
電話:0978-67-1175
営業時間:7:30~19:50※変動する場合あり
定休日:なし
駐車場大分空港P利用
HP:https://www.oita-airport.jp/shops/detail/3

3.森の中から人の手へ。木の命を暮らしにつなぐ/優の樹

「小さな木の葉皿」2800円。使用後のお手入れは普通の洗剤で大丈夫

「木の温もりで心が安らぎますように」。木工作家の後藤優実さんがそんな願いを込めて制作する「木の葉皿」は、コロンとした優しいフォルムと日田杉による美しい木目が豊かな食卓を演出してくれます。使い手のどんな暮らしにも溶け込む木のおおらかさも魅力で、用途はコースターから小物入れまで多彩。また、後藤さんは家族が営むミカン農園の木や間伐材など多種多様な木を用いており、作品によって材木を使い分けているそうです。工房を訪ねる場合は事前にメールまたはインスタグラムのDMにて連絡を。

「しあわせ運ぶ小鳥の一輪挿し」2900円〜。小鳥は日田杉、土台にはミカンの木が使われている

作家の後藤優実さん。湯布院の『アトリエとき』で修業を積み、昨年独立したばかり

インスタグラムのトップ画面からアクセスすれば通販も可能

作品:優の樹
HP:https://www.instagram.com/yuhnoki.woodcraft/
メール:yuhnoki.woodcraft@gmail.com

購入場所:花てまり
住所:大分市府内町1-6-27府内中央ビル1F
電話:097-578-6252
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜
駐車場:なし
HP:https://www.instagram.com/hanatemari_oita_shop/

4.アンティークな雰囲気が漂う癒しのモルタル雑貨/小さな家具やDan・pal

さまざまな種類がある「香炉」は2000円〜。ステンドグラスがあしらわれたタイプはLEDランプを入れてもすてき

JR大分大学前駅から程近い、国道10号線沿いに佇む1軒のトレーラーハウス。その扉の先で待っていたのは、古い童話の中から抜け出したかのような世界観を放つモルタル雑貨との出合いでした。モルタルとはセメントと土、水を練り混ぜてつくる建築材料のことで、作品の作り手は吉岡弘美さん。家の煙突からゆらゆらとお香の煙が舞い上がるハウス型の「香炉」は、眺めているだけで心が安らいでいきます。光の差す角度によって変わる表情も魅力で、全工程が手作業となるため同じ作品は一つとしてありません。

多肉植物との相性が良い「ハンドメイドのモルタルポット」1600円〜

オーナーの吉岡弘美さん。話をしていると作品への愛情が伝わってくる

店内で販売されている家具はご主人の徹さんによるもの。テーブルやイスなどが並ぶ

小さな家具やDan・pal(ダンパル)
住所:大分市旦野原1038-1
電話:090-2515-3594
営業時間:12:00~18:30
定休日:月・火曜
駐車場:6台
HP:https://www.instagram.com/danpal2020/

5.四季の彩りが映える一輪挿しを暮らしの中に/ゆふいん蛟龍窯

「燭台型一輪挿し」3300円。アクセサリーの収納にも活躍してくれる

陶芸家・林裕司さんの手から生まれるのは、独創的な造形美を放ちながらも“用の美”をしっかりと発揮する器。「私の作品はどれも国籍が不明です」。そう穏やかに語る林さんは、伝統とモダン、東洋と西洋など異質な背景の交わりを大切にしていて、さまざまな国・時代の文化や歴史的遺産などから作陶のひらめきを受けると言います。写真の一輪挿しは花器としての役目を果たしながらも、その佇まいは美しい燭台(しょくだい)そのもの。筒の部分のハンドルには実用性のほかに、器を通して人と“繋がる”という思いも込めています。作品は日出町の『loopthings』でも購入可能。

左からサンスクリット語で仏塔をイメージした花器「ストゥーパ」、「筒形花入」各1万1000円

独自の由布院モダニズムを日々追求する林裕司さん

毎年11月初旬に大分市の『トキハ本店』7Fにて個展を開催

ゆふいん工房蛟龍窯 (こうりゅうがま)
住所:由布市湯布院町川上884-3
電話:0977-84-3958
営業時間:10:00~17:00※訪れる際は事前に連絡を
定休日:不定
駐車場:4台
HP:https://www.instagram.com/kouryugama.yujihayashi/
<キーワード>
大分市/日出町/国東市/由布市/雑貨/インテリア

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