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観光客気分で気軽に伝統工芸に触れよう! 『地熱観光ラボ縁間』で、竹細工「四海波」の制作を体験
『地熱観光ラボ縁間』は、いでゆ坂を上り、徒歩2分ほど。路地を入った場所にあります。施設には駐車場がありませんので、今回は「鉄輪温泉共同駐車場」に車を停めて歩いて行きました。
あいにくの雨模様でしたが、いでゆ坂の雰囲気を楽しみながら、無事到着!
敷地内に入ると、目の前に地獄蒸しの蒸し器が並んでいました。
そして建物の前には足湯付きのテーブルがたくさん。
受付で予約者の名前を告げて、制作体験ができる作業場へと案内してもらうことにしました。
2階に上がると広い作業場が。
作業場の中には、様々な竹細工の品が並んでいました。
今回、私たちが作るのは「四海波(しかいなみ)」という作品。下の写真のように竹に色を付けて加工しているのはこちらの施設だけだそうで、温泉を使って染め上げているのだとか。
先生いわく、「素人でも作りやすい作品」とのことですが、初心者からすると「本当にできるのかなぁ」と内心ドキドキ…。
「四海波」の底になる部分は、事前に先生が作ってくれていたので、それ以外の箇所を編んでいきます。先生の真似をしながら、黙々と作業に集中!
さすが先生! 華麗な手さばきで美しく編み上げていきます。
「作業が早くて追いつかないかも…」と思っていたら、上手くいかない箇所はしっかりと手伝ってくれて、ちょっとずつそれっぽい形になってきました。
なるほど、四海波は「編む」というより「結ぶ」という感じなんですね! だんだんとコツを掴み、夢中になって作っていたら完成間近に。飛び出ているところをぎゅっと中に押し込んだら、ほぼ完成です。
けっこう力を入れて押し込んだにもかかわらず、まったく折れる様子がなく、「竹ってこんなに曲げても折れないの!?」とびっくり。
最後は先生に持ち手を付けてもらって完成です。
じゃん!手前のが私が作ったもので、奥がお友達の作品です。
こんなに簡単に自分でも竹細工が作れるなんて…! ちょっといびつな仕上がりではありましたが(笑)感激です。
今回教えてくれたのは別府竹細工の伝統工芸士である「油布昌伯(しょうはく)先生」。
油布先生は竹細工界では名の知れた方で、来年にはアメリカでの展示会に出品予定もあるのだとか。そんなスゴイ先生に直々に教えてもらって感無量です!
さて、作った「四海波」を持ち帰り、さっそくお部屋に飾ってみました。
お菓子入れや小物入れにするのも良いそうですよ。さまざまな使い方ができ、これから重宝しそうです!
伝統工芸と聞くと一見、堅苦しくて作るのも難しそうな気がしてしまいますが、この「四海波」なら、あっとゆう間に、そして楽しく作ることが出来ました。
みなさんも観光客気分で鉄輪散策を楽しみつつ、別府の伝統工芸でもある竹細工づくりにチャレンジしてみませんか?
電話番号:0977-75-9592
営業時間:10:00~22:00(現在は短縮営業中で18:00閉店)
定休日:なし(新型コロナウィルスの影響で現在は火曜日のみお休み)
駐車場:近隣のパーキングを利用
料金:竹細工「四海波」作成体験一人3,300円(税込)
※竹細工作成体験は2日前までに要予約
㏋:http://www.enma-ch.com/
竹細工/別府/体験/伝統工芸/おでかけ
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